トゥーシューズやパンプスで外反母趾になるのは何が原因?40代からでもバレエダンスを大きく上達させる事につながる、対処法をご紹介!
こんにちは。
先週から、姿勢改善トレーニングを大人のバレエ上達に生かす例をご紹介です。
「肩が上手く下がらない」
「体に力が入ってしまう」
といったお悩みと共に、
足を180度外へ開く「アンディオール」という姿勢をとる事が苦手という方も
そもそも多いようです。
そこが苦手だと、そこからバレエの上達も思うようにいかない訳で。
さて、今週はそれらの動作・姿勢をやりやすくするためのエクササイズを
ご紹介していきましょう。
今回は、アンディオールの動作を練習するためのエクササイズです。
股関節外旋という、
アンディオールを行うのに必要な機能です。
この動作は姿勢をつくるにももちろん必要で、
他のスポーツにも必ずと言っていいほど使う動作なので、
結構多くのバリエーションがありますが、
今回は骨盤回りを含めた調整エクササイズからいきます。
まずは骨盤の調整からはじめよう。
前回のコラムでもお話しましたが
骨盤の位置が悪く、大腿骨との位置関係が悪いと
そもそも股関節は上手く動きません。
なので、まずはその位置関係を修正しないといけません。
そこでまず行うのが、こちらのストレッチです。
片方の足首をつかみます。すると太ももの前がストレッチされると思います。
この筋肉が硬い人ほど、普段大腿骨よりお尻(骨盤)が後にあると思っていいでしょう。
さらに、脚の付け根(股関節前側・恥骨のあたり)をこの格好のまま
床に付けにいきます。
最初にストレッチ姿勢をとると、股関節のあたりが床から少し浮いているのではないでしょうか?
その部分を埋めるように付けにいきます。
股関節の前側が浮いている=骨盤が浮いている
これを付けに行くことで、骨盤の位置を体や太ももと同じ列に並べる事が出来ます。
これで骨盤の位置をある程度前に移動させたら、
ここに股関節外旋の要素を加えます。
足の裏同志を付けます。
先ほどと同じように脚の付け根は床に付けます(近づけます)。
そこから、かかとをお尻に付けにいきます(付かなくてOKです。もも裏がつりそうになったら一旦ゆるめてから繰り返しましょう)
これを行って、骨盤の後・仙腸関節というところを調整します。
さらにこの格好のまま、膝を少し浮かせてみてもOKです。
より効果が上がります(浮かせると腰が痛くなる方はこの前までにしておきましょう)
まずはアンデオールをするために必要な動作・
股関節外旋を行うための
コンディションづくりからご紹介しました。
30代40代位になると、長年の体の癖が染みつき、
出来ない(苦手)な動作を克服するのはとても骨が折れる事ですが、
しっかりとやるべき事をやれば、克服出来ます。
あきらめずにやってみましょう!
順次改善方法もご紹介できればと思います。
バレエ・ダンサーが覚えておきたい、姿勢のつくりかた
★今回のエクササイズ
動画での説明もあります。
https://youtu.be/yWbj3D0_q_U