スポーツで力みやすい人のためのトレーニングのテクニック ~速い動きでも筋肉を鍛えよう!~
前回に続き、胸郭(あばら骨)のお話です。
あばら骨は、”ちょうちん”のように拡げて使おう!
前回、あばら骨がある胸部の動きが悪くなっているというお話をしました。
あばら骨の間が縮まったまま動かなくなると、
背骨の動きに大きな影響が出て、姿勢が悪くなるだけではなく、
体にも様々な不具合が出やすくなるという事でした。
姿勢を戻し、体の機能を高めるには
あばら骨周辺を伸ばし、動きやすくする事が必要です。
それが、背骨の積み上げを元に戻す事につながります。
現代人の胸郭は、例えるならば
ちょうちんが一部縮んだままになっているような状態です。
ちょうちんを使う時は、
こんな感じで拡げて使いますよね?
拡がりにくくなっている”ちょうちん”を開くようにしてあげて、
きれいな姿勢を目指しましょう!
肋骨ストレッチ、その伸ばし方は?
まずはイラストでイメージを描いてみました。
腕を上に挙げて伸びをするような要領でいいんですけれども、
その時にあばら骨のあたり(側面)を上へ引き伸ばすように
ストレッチをします。
イメージが出来たら、骨と骨の間など、
部分的にも伸ばしてみるといいでしょう。
こうして側面のほか、前後も伸ばせるように
練習をしていくといいでしょう。
動画でもご紹介していますので、
観ながらやってみてください。