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コラム
リビングを広くしても良い事はない
2020年10月30日
何故リビングは広い方が良いのか
海外のテレビドラマや、豪邸拝見とかのテレビ番組を見ていますと、広いリビングに憧れます。広い空間で一日を優雅に過ごす自分を想像するだけでも夢が膨らみます。
全てにゆとりがあるのであれば、広いリビングを否定するつもりはありません。
家の他の部分を犠牲にしてまで、広いリビングを求めるのが愚策だと云う事です。
広いリビングを作る為に、まず犠牲になるのは収納空間です。我が家にどれだけモノが溢れているかを顧みず、引っ越したら断捨離でなんとかなるから、とにかく広いリビングをと求められる事があります。
でも、家にモノが溢れている人に限って、モノが捨てられないのです。結局のところ折角広くしたリビングに家具を置いてそこに収納する事になり、折角広くしたリビングがどんどん狭くなって行くのです。
モノを収納する為には、納戸は必須です。納戸が無いと部屋は片付かないのです。それを広いリビングが欲しい為に納戸を無くして、結局狭い（狭苦しく感じる）リビングで暮らす事になります。
これって本当に住みたいリビングでしょうか。
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