グルーミングルームのある間取り
安く出来る設計事務所の家造り
設計事務所に依頼すると安く建てられます。余分に設計料を支払うのに何故と思われるでしょうが、本当に安く建てられます。設計事務所の仕事は、設計図書を書くだけでなく、建築主の家庭事情に合わせたオーダーメイドな提案を行い、建築主の代理人として、工務店と交渉する業務も含みます。
思い通りの家を造ろうと思えば、設計事務所の存在は不可欠です。
例えば4社に、暖かい家が欲しいと、ハウスメーカーに希望を伝えると、各社が各社ともバラバラの提案をするでしょう。
A者は年Q値○○の家ですと云い、
B社はエアサイクルの家は暖かいと云い、
C社は地熱利用の家は床暖房不要だと云い、
D社は魔法瓶の原理を応用した家が快適ですと云うでしょう。
各社とも自社の得意とする特徴ばかりを宣伝して、決して同じ土俵で相撲を取ることはしません。
つまり、建物を評価する尺度バラバラなのです。
建築主ご自身が努力して、住宅の勉強をしなければ、それらのセールストークを客観的に判断することは難しいかと思います。しかし、いくら勉強しても実感としてご自身が納得を得られる事はないでしょう。ここは客観的な判断をする専門家に判断を仰ぐべきです。この場合客観的な判断をする専門家とは、どの様な工法に関しても知識があり、建てる土地の特性を熟知し、しかも直接工事に加わる事のない設計事務所を指します。
断熱に付加価値つけて商品にするから高くなる
そもそも、ハウスメーカーの断熱は金儲けの手段になっています。特別な名前をつけてブランド化して、コストパフォーマンス以上の価格がついています。【客は良い物を選ぶのではなく、良さそうに思うものを選ぶ】と云う心理を突いたものです。
私も独自のノウハウや工法を持っていますが、ブランド化したり工法に名前つけたりはしません。市販で手に入る安価な材料を駆使して、大手メーカーの性能と遜色ない高気密高断熱の家を設計しています。
岡田一級建築士事務所のホームページ
設計事務所に建築主の希望で満たされた設計図書を作成してもらって、各社に設計図書と云う同じ条件の下で見積りをしてもらうのです。
そうすることで初めて、単に値段の比較だけで業者を選ぶ事が出来る様になるのです。
こうして比較できる見積り書を取らないと、本当に安いか高いかなんて判りません。
誰に頼んでも設計料は必要です
設計事務所には設計料を支払わなければなりませんが、設計施工のビルダーでも設計費用は発生しています。見積書に計上されているかいないかだけの問題です。
また、建築主の代理人となって工事途上でミスがないか監理もしてもらえます。裁判を弁護士なしで行う人は少ないでしょう。建築する時に、設計事務所に依頼するのは、裁判の時に弁護士を雇うのと同じ行為です。