木造耐火建築物を建てています。
マイホームをプランすると云えば、間取りを描くことを真っ先にイメージしますが、それだけではイメージは膨らみません。そんな時は間取り図面を元に、模型を造ると今まで見えないものが見えてくる様になります。
プロでも新しい試みをする時は模型を造って、実際にそこに住んだ気持ちになって、シュミレーションを繰り返します。
自分が朝起きて何処で服を着替えて、どの順番で身支度して云々と一人でブツブツ云いながら、想定される長所がイメージ通り機能するか、新たな短所が見つからないか等々の作業を繰り返します。
ドールハウスなんかで遊ばれた経験があれば、それを利用するのも面白いでしょう。ドールハウスと建築模型の違いは一言で云うとスケール感かと思います。模型の場合は1/50とか1/100と云う風に、家から家具、開口部の大きさ等点検したい部分のスケールを忠実に再現します。そこに厚紙で作成した人形をいれていろいろシュミレーションします。
ドールハウスは、人形そのものの大きさと、家具や部屋そのもののスケール感が曖昧で、遊び易くするためデフォルメされていますので、人形と同じスケールの家具や間取りを作り込むか、人形を家具や間取りのスケールに合わせる必要があるかと思います。
スケールを忠実に再現することが出来れば、ドールハウスでもシュミレーションしやすいでしょう。
住宅模型の作成の仕方はこちらの講座で行っています。
http://www.jin.ne.jp/oado/benkyou.html