不動産会社の代表が毎朝考えている3つのこと

重村裕一

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テーマ:忘備録

不動産の会社を経営していると、日々いろんな決断があります。ただ、朝いちばんに自分へ確認していることは、実はとてもシンプルです。今日はその「代表として大切にしている3つの軸」を、正直にお話しします。

①肩書ではなく、一人の人として向き合う
「社長」や「代表」という肩書は、ときに便利です。でも、その肩書に頼った瞬間、お客様の本当の声が聞こえなくなると感じています。住まいや資産のご相談は、その方の人生そのもの。肩書で語るのではなく、目の前の一人の人として、不安や迷いに耳を傾ける。そこを外すと、どんな提案もずれてしまう。これは失敗も重ねながら学んだことです。

②「売る」より先に、「迷いを整理する」
不動産会社である以上、契約は大切です。ただ、私が現場で意識しているのは、売り込む前に「この方は今、何に迷っているのか」を一緒に整理することです。買うか待つか、貸すか売るか。答えを急がず、選択肢とそれぞれのリスクを正直に並べる。宅地建物取引業法でも重要事項の説明義務が定められていますが、法律で決められた説明にとどまらず、デメリットも先にお伝えする姿勢こそが、結局その方の財産を守ると考えています。

③目先の一件より、十年続く信頼
大阪で地域に根ざして仕事をしていると、10年前に賃貸をお世話したお客様から、今度は購入や相続のご相談が舞い込むことがあります。目先の一件を追うのではなく、契約後の設備トラブルや数年後の住み替えまで寄り添う。税金や相続など専門外のことは、税理士や司法書士と連携して正直に確認する。その積み重ねだけが、長い信頼をつくると信じています。

まとめ
経営哲学というと大げさですが、突き詰めれば「自分や家族が相談するとき、どんな会社であってほしいか」という一点に尽きます。肩書に頼らず、お客様目線で、正直に。これからも毎朝、この3つを自分に問いかけながら、目の前の一組一組のお客様と向き合っていきます。

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重村裕一(宅地建物取引士)

株式会社クレアクロス

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