マナーうんちく話2229《気軽に楽しみたい飲み会やお酌文化とその効能》
今日は専門学校で就職に関する【マナー&面接】のお話をしてまいりました。
ご承知の通り只今大変不景気な時代で学生の就職が大変厳しくなっています。不景気の原因は学生にあるわけないのに、そのあおりを一手に受け大変気の毒に思いますが、ここはネガティブになることなく、若さでもって前向きに挑戦していただきたいものです。
今日お邪魔した学校は生徒の皆さんの笑顔が印象的で、さらに校長先生が大変熱心でとても素敵な方でしたので教えられることが多かったです。
お陰で有意義な日になりました。感謝!感謝!
そこで今回は「就活」について述べてみます。
面接試験に王道は有りませんが、すこしでも学生、親、進路指導の先生方の参考になれば幸いです。
今企業の採用基準は「面接」重視の傾向が年々強まってきているとおもいます。要は「即戦力」が求められています。
即戦力とは「人間性」「社会性」だと私は思っています。
高度経済成長期の頃は、社員を採用後、ゆっくり時間をかけて育てればよかったわけですが、今は不景気でそのゆとりがありません。従って採用して、挨拶の仕方やコミュニケーションのあり方などを教え込むより、すでに学生時代にそれらが備わっている人を採用した方がはるかに企業にとっても有利です。
だから就職に関してマナーが問われるのです。
そして面接を受ける時、そのマナーの表現の仕方が大切になってきます。
整理しますと、
《就職試験⇒面接⇒面接で問われるもの⇒即戦力になれるか否か⇒人間性・社会性が備わっているか否か⇒マナーを身につけているか否か⇒そのマナーが上手に表現できるか否か⇒面接官に好感をもっていただけるか否か》だと思います。
学生の本分は、在学中に深い知性・教養・専門知識等を修得することで、それから就活に入るべきで、今から「マナー・マナー」というのは気が引けますが厳しい現状からはいたしかたないですね。とにかくできることから始めて下さい。
具体的には、「朝起きたら家族に先ずお早うの挨拶」、「ご飯を食べる時・終わった時には頂きます・御馳走さまの挨拶」、「人にあったら先手必勝の挨拶」、「せわになったら有り難うの言葉」等などを習慣づけて下さい。「鏡の前で笑顔の練習」「本と新聞を読む」こともお勧めです。「家族や友人などと将来について語り合うこと」も大事です。
ということで「就活」はエントリーシートからスタートするのではなく、日常生活の在り方からだということを御理解いただけましたか?
{後に触れますが、「婚活」しかりです。「婚活」は合コンに参加することからではなく、これも日常生活の在り方からです。}
また今みたいに、何もかも不透明な時代は、どこに就職しようが、「安定」とか「安心」ということは望む方が無理だと思います。
ならば、マナーの大切さを認識いただき、自分磨きに励み、長期的視野に立ち自分自身の人生をどのように描き、それを実現するために今どのようにするか、しっかり考えてみるのもいいですね。
その際、「結婚」を視野に入れられることをお勧めします。
次回は、面接の受け方・答え方に触れてみたいと思います。さらに「婚活」へと進む予定です。