「生まれ変わりの村4」を介して知った森田健さん
今季最強、災害級の大寒波、長期・居座り寒波などと言われ
大寒波による雪害の影響が出ています。
寒波や降雪、積雪の影響は
もちろん交通マヒといった交通面への障害が大きいですが
交通が滞るということは単に通勤通学といった移動手段のみに限らず
物流の停滞が発生するわけですね。
物流が滞るということは
荷物の配達はもちろん
スーパーなどに卸される食材といった物資の供給が停止するということです。
つまりお店に商品が並ばず
品薄状態や品切れの懸念が出てきます。
単に雪崩や落雪といった直接的な雪害にとどまらず
人や物といった全ての移動が制限されることで
社会経済の停滞を招いてしまうのです。
更には外出の自粛によって屋内に引きこもる結果
電力逼迫の影響も出てきます。
移動や物流が制限されれば
宿泊のキャンセルや商品注文のキャンセルといったように
生産現場をはじめとする社会経済への打撃にも繋がりますし
もちろん家計へのダメージにもつながるでしょう。
大寒波の影響は単に雪害や寒さのみならず
社会活動全体の停滞を招いてしまうわけですね。
スリップや転倒によりケガをした場合でも
救急隊の現場到着も遅延するでしょうし
医療機関に担当医師が在席しているとは限らず
健康被害にまで影響が及んでしまうかもしれません。
と、ここまではそんなことは言われるまでもなく
当たり前のことだと思われたかもしれませんが
実はこの大寒波の影響というのは
物理学としての物理現象だと言えるんですね。
物質は低温下では動きが鈍り(停滞し)
高温下(つまり熱エネルギーの高い状態)では
動きが活発化(活性化)するという特徴を持ちます。
だからこそ私たちの社会や経済活動も
大寒波や寒冷化によって停滞してしまいますし
気温が上昇することによって動きが活性化し活動的になるといったように
全て物理法則と同じ現象だと言えるのです。
これが私の相対性心理学であり
人間活動もその一つとして全ての物象につながってるわけですね。
(物理現象の一つでしかない、組み込まれている)
私たちは私たちそれぞれの意思で活動しているように思ってますが
自分の意思などというものは自分の意思のみによって成り立っているものではないのです。
かなり話は飛躍してしまいましたが
大寒波と言えば単に寒さや雪害、交通面への影響のみならず
人間活動を滞らせる規模の大被害であると考え
その対策を講じていく必要があるのではないでしょうか。



