臓器提供、ドナーの増加に向けての取り組み ~臓器提供による葬儀代割引~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

私の知人が話していたのですが
自分が死亡したときに臓器提供(献眼などドナーになる)をした場合
火葬や葬儀時に割引制度があっても良いのではないかというお話の提案です。

知人は焼く臓器が減ってる分割り引いてほしいなどと冗談半分のように話してましたが
この話を真剣に考えてみると、真面目に検討してみても良い案件だと思うんですね。

臓器提供ということですから食品スーパーのような割引ではなく
結構相当な額の割引である必要がありますが
葬儀代が浮いたり格安で済むということになるなら
臓器提供やドナー登録者も格段に増加するのではないでしょうか?

各葬儀会社、あるいは医療機関ということになると難しいと思いますので
行政上や国を挙げて制度を整備し、取り組んでいく必要性を感じます。

制度の導入となると、税金を投入することになると思いますが
ドナー登録の増加も見込めますし
臓器提供待ちの患者に対しても提供の機会が増える事になり
助かる命も増えるかもしれませんね。

言っている内容としては屁理屈かもしれませんが
実際臓器がない分かかる費用の割引(減額)を受けるという考えは
理にかなっている上に行使できる権利でもあると言えるかもしれません。

このような一見冗談めいて聞こえる話でも
話の内容を真剣に掘り下げていくと
新たな制度の確立や利用者の利便向上にもつなげていけるわけです。

それはつまり“お客様の声”と同じように
世の中の需要であり、要望でありますから
これらの声を拾い上げていくことで新たな需要の掘り起こしや
社会機能の創出にも役立てられるでしょう。

今回の葬儀代割引の話にしても
社会やメディカルの分野においてもメリットでしかありませんし
利益共有と社会還元の観点からも
早急に検討して取り組んでいってもらいたい案件です。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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