引き受けるまではあなたに責任はない

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

ビジネスライクの生き方をあらゆる場面に適用すると
生きるのが途端に楽になります。

ビジネスにおいては責任の問題があります。

例えば期限(締め切り、締め日)なんかがそうですが
期日内に完了するという責任が生まれます。

しかしこれらは、そういう契約を結んだからであって
その仕事を引き受けなければ、そこに責任は生まれません。

つまり、これは日常生活の中でも言える事で
あらゆる口約束や頼みごとというのは
相手にこうしてほしい依頼であり、ビジネスであれば契約です。

ですから、例えどんなに小さな用事であっても
引き受けるまではあなたに責任はないのです。

安易にでも引き受けるから責任が生まれるんですね。
そしたらほんとはやりたくなくても
やらなければならないから心が苦しくなる。

今までだと何も考えず、それくらいならとその場の空気や感情で
相手の言う事を聞いてきたんですが
これも一つのビジネスとして考えれば
あなたには引き受ける権利と拒否する権利があるわけです。

そして引き受けなければ責任は生まれません。

今までなら断ると罪悪感があったり
相手側に不快感を与えてしまうとか
そういった感情的なものが影響して、たいていの事は引き受けてました。

しかしビジネスライクの生き方に
感情で動くという考え方はありません。
引き受ける自由と断る自由があなたにはあります。

あなたにとってそれを引き受ける事が利益に繋がるなら
快く引き受ければ良いでしょうし
何の得にもならないようなら、断ってしまえばいいのです。

そこに理屈や文句を挟んではいけません。
もし下手に挟んだら、今までと何も変わりません。

あらゆる現象の概念を、ビジネスとして置き換えるんですね。

今回もただの一例にすぎませんが
このようにして、生き方自体の概念をビジネスとして考えるんです。

この姿勢を崩した時点で、また今までと同じような
感情に流された人生に逆戻りしてしまいます。

そうすると当然心が苦しくなりますから
また以前のような状態に戻らないためには
しっかりとこの、ビジネスライクの概念を身に付けてくださいね。

ビジネスライクで、あなたの心の悩みを解決します。



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