一人で悩みを抱えないで、本当の望む自分へ

自分の想いや考えは、伝えようとしなければ人には伝わりません。
伝えようとして、実際に伝わるかは別の問題ですが
黙ってて相手が気づいてくれるというのはないんですね。

心理カウンセリングでも
黙ってたり何も伝えなければ
カウンセラーにもやっぱり伝わらないんですね。

黙ってるのが悪いのではないですし
黙っててもカウンセリングさせていただきますが
カウンセリングはカウンセラーの話を聞きに来る所じゃないんです。
自分の話をしに来る所なんです。

だからといって、無理に何か話そうとしなくてもいいんですよ。
じゃなくて私が言いたいのは
カウンセラーの話を聞いてるだけでは
あなたの抱えてる悩みは解決しませんよ。
それはただ私がお喋りしてるだけであって
聞きたくもない私の話を聞き続けたところで
気持ちがスッキリする事もありませんし
何のためにカウンセリングに来たんだろうと
疑問に感じるだけなんですね。

私が自分の事で話す時だってそうです。
知り合いに、ちょっとこんな事があったんだけど・・・
と話を切り出して
そうかそうかと聞いてくれるのはいいんですけど
次第に知り合いの方が一方的に話し始め
私はただ聞いてるだけになる。

私のために話してくれるのはいいんだけど
私は相手の話を聞きたいんじゃない。
自分がいろいろ話したいし、聞いてほしい。
相手の話ばかり聞いてても、ちっとも納得出来ないんです。
それは自分の中に溜まってる気持ちを吐き出せてないから。

話をちゃんと聞いてくれるかは相手にもよりますが
やっぱり自分から伝えない事には
自分の思ってる事も何も伝わらないんですね。
ただ聞いてるだけでは自分の気持ちもスッキリしない。
それで上手く気持ちを吐き出せなければ
全然聞いてくれなかったと相手のせいにするんです。

人に話を聴いてもらうという事も
人の話を聴くという事も
そう簡単な事ではないんですね。
家族や友達同士だからといって
話を素直に聴いてくれる人はなかなか周りにはいません。

でも自分から伝えない事には
誰にも何にも伝わらないのです。

あなたが望むように
周りの人間は誰もあなたの事を気にかけてません。

そりゃそうです。
同じようにあなたも、周りの人の事を気にかけてますか？
日常を過ごす中で、いちいち皆に気を配ってますか？
皆それぞれ、自分の事で手一杯なんです。

じゃああなたの事を気にかけましょ
あなたのために一緒に問題と向き合いましょ
というのが心理カウンセリングなんですね。

そのためにちゃんと時間をとって
決められた時間の中で
あなたのためだけのカウンセリングをしていくわけなんです。

この、あなたのためだけの時間を作って
あなたの本当の心と向き合うというのが
悩みの解決に至るにはいかに重要であるか。
そうして今の心理カウンセリングという心理療法が確立されているのです。

これがいわゆる、専門用語で言うところの
「来談者中心療法」というものなんですね。

ま、小難しい話はお気になさらずに
そんなもので本当に効果があるのか
どうかあなたご自身で確かめてみてください。

何も無理する事はありませんし
難しく考える必要もありません。
あなたという人の、そのままでお越しください。

私自身はどんな事でも一生懸命カウンセリングさせていただきますが
せっかく勇気を出してカウンセリングに来られるんですから
ただカウンセラーの話を聞きに来るのではなく
自分が本当に望む姿を思い描きながら
ぜひ気軽にお越しくださいね。
私はいつでもお待ちしてますから。



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