- お電話での
お問い合わせ - 075-432-0901
コラム
集団や組織に口だけの人はいらない
2011年12月28日
例えば大掃除や、何か調べものをする時。
一人でやった方がいいのか
何人かで手分けしてやった方がいいのか
人海戦術で一斉に取り組んだ方がいいのか
規模にもよりますが
果たしてどれが一番作業効率が良いのでしょうか?
一人でやると自分の好きなように出来るけど
なかなか進まないかもしれない。
少人数でやると、自分の自由には出来ないかもしれないけど
一人でやるよりははかどるかもしれない。
大人数だと、ほとんど自分の好きなようには出来ないけど
作業は一気に進むかもしれない。
このように、単に数だけで見てしまうと
一体どれが一番良いのかなんてわかりません。
しかし世の中には、少数精鋭という言葉があります。
数や規模ではなく、質で見ようというわけですね。
何か作業に当たるのに、少数精鋭がなぜ強いのか?
どういったところに強みがあるのか?
それは、少人数の方が連帯感が強く
連係プレイが上手く機能するからなんです。
一見人数が多ければ多いほど
作業効率などはかどるようにも思いますが
実は人が多いという事は
それだけ統率力が必要になってくるわけです。
この統率力がないと
その集団はまとまりがなく
それぞれ個々がバラバラに
好き勝手な行動を取るようになります。
このような集団は集団とはいえず
単に人が大勢集まっただけに過ぎません。
いろんな情報があちこちで飛び交い
それぞれが孤立して独自の判断で動いてますから
内部は常に混乱状態にあります。
しかし少数精鋭というのは集団としてのまとまりがあるので
大勢でやる場合よりフットワークも軽く
効率良く動く事が出来るんですね。
これにより大集団の隙を突く事も出来ます。
大勢の場合でも指揮系統さえしっかりしてれば問題ないのですが
大勢の中の個人で見れば
自分に与えられた役割は何かをきちっと把握してる必要があります。
あれもこれもと一人が多くを望んだり
また、一人に多くを求めると
たちまちその集団は上手く機能しなくなるんですね。
自分に与えられた役割さえしっかりこなせば混乱もなく
集団も上手く機能する事が出来るんですが
一人で出来る事には限界がありますから
それを超えた作業量を与えると
集団がパニックを起こしてバランスを崩してしまうのです。
ただ人が多く集まっただけでは
目的意識もなく団結力もありません。
人が多いから作業がはかどるかといえば
決してそうではないんですね。
そして人が多く集まるという事は
ああなったら良いなぁ、こうしてくれたら良いのにと
グチグチ言う、口だけの人が現れます。
それでも実際に何か取り組んでるならいいんですが
口だけの人は言うだけで、自分は何もしません。
はっきり言って、こういう人は組織に必要のない人です。
その人の存在そのものがいらないと言ってるのではなく
組織にとってはという事に注意してくださいね。
口だけの人には意識を改革してもらうように働きかけるか
無駄だと感じるなら無理して構ってあげる必要はありません。
厳しい事を言うようですが
そのような人は集団や組織に何の利益ももたらしませんから
まず相手にしない事と
行動しない人の言う事にいちいち振り回されていては
あなた自身が苦労するだけですから
感情的に動かず、しっかりとした目的意識、自覚を持って
相手の方と向き合っていく姿勢が大事です。
だからといって邪魔者扱いしなさいというんじゃないですよ。
集団に必要なのは量より質?
質より量?
果たしてどちらが良いんでしょうか?
あなたならどちらを選びますか?
私ならバランスを選びます。
ご意見ご感想、あなたの聞きたい事を聞かせてください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
宮本章太郎プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
ご予約、お問い合わせ、お気軽にお電話ください。お待ちしております。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。