どうしたら日本を元気に?

宮本章太郎

宮本章太郎

東日本大震災の影響から、最近はいろんなメディアで
がんばろう!日本だとか、人を励ましたり元気付けたりする
応援メッセージが多く見受けられます。

メディアだけに限らず
いたる所でこういった応援メッセージを目や耳にしますね。

このような応援メッセージが悪いものだとは言いませんが
あまりに頑張れ頑張れと言い過ぎるというのも
人によっては相当負担となり
精神的に大きな問題になってしまうという事も覚えておいてほしいものです。

そもそも人が何によって元気付けられるかというのは
周りの言葉や励ましではありません。
自ら見たり聞いたりして、感じる事によって元気が湧いてくるんです。


子供たちが元気にはしゃぎ回ってる姿って
見てるだけでこちらも元気になりますよね。

もちろん人や状況にもよりますけど
人は言葉や何かで励まされるより
他人の行動などを見て
心の内から自然と元気が湧いてくるものなんです。

言われて元気になるのではなく
見て(感じて)元気付けられるんですね。

つまり、何も言葉で言わなくても
自分が頑張ってる姿を他人に見せる事で
他の人を元気付ける事が出来るんです。
しかもこの方法では、受け取り手に負担を強いる事もありません。
自ら感じる事で自然と元気が湧いてくるのですから。

人を応援する事が決していけないというわけではありませんが
あまり過度にこうしたメッセージを送り続けると
人によってはかえって負担になってしまう危険性もあります。

それとは逆に
無理しなくてもいいよ、頑張らなくてもいいよといった言葉も
無理にかけてあげる必要はありません。
結局言葉で元気付けようとしてるのと同じですからね。

人に頑張ろうと励ますのは、自分がよし頑張ろうという気持ちの表れ。
それを相手に強いるのではなく(元気の押し売り)
人を励ますにはまず、自分からという姿勢が大切です。
気持ちの押し付けは逆効果になる場合もあります。

言葉によるメッセージの危険性というものをしっかり把握して
あまり過度に使い過ぎないように気をつけたいものですね。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

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