ケンカ

宮本章太郎

宮本章太郎


ケンカっていうのはしてもいいんです。
暴力じゃなくて口ゲンカ。
口論ですね。

ケンカって悪い事ではない。
いくらでもしていいんです。

ただし、相手を打ちのめす事ではない。
相手をバカにしたり、憎むものではない。
人格を責めるのではないんです。

本当のケンカとは
相手のため、その人のためを思ってこそのもの。
自分の感情的な部分で怒っていてはいけません。

だからそういうケンカでは
いくら激しく、深く本音の部分で話し合っても
そんな事で相手との縁は切れないんですね。

自分の言い分が通らない
自分の思い通りにならないというような
そんな己の感情的なもので繋がってるだけの関係では
ちょっとしたケンカでもすぐ物別れになります。
無理して一緒に居続けても
ずっと苦しみ、悩み続けるだけでしょう。

相手との信頼関係もないですし
相手への不信感でいっぱいだからです。
自分が満足したいという思いで相手と付き合うからです。
だから不満でいっぱいなんですね。
だからすぐ上辺だけのケンカになるんです。

そうではなくて
心と心のぶつかり合い。
相手の内を見て向き合うというケンカであれば
その時は気まずくなっても
それで相手を憎むという事もないですし
裏切るような事もしないでしょう。

ケンカしたからすぐ絶交だ何だのという考えは
相手を思ってない考えであり
自分さえ満足であればそれでいいという考えなんです。

ケンカ?
いいじゃないですか。
いくらでもしてください。
お互いを高め合おうとする
とても前向きな行為ですよ。

その内ケンカというような感情的なものではなく
絆で繋がってるという事に気づくでしょう。
その相手が、自分にとって大切な存在であるという事に。

逆に、口論といったケンカも出来ないような関係だと
相手による一方的な支配下の関係である
という事も考えられます。
そのような関係は好ましくありません。
見直す必要があるでしょう。

暴力=ケンカではありませんし
殴り合いのケンカは良くありません。
もちろん相手を責めるような
精神的に追い込むようなケンカもいけません。

そうでないケンカなら
私はいくらでもしていいと思ってます。

しかしくれぐれも、どうか感情的にならずに
本当に相手の事を思ったケンカで済ませてくださいね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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