頑張っているのに結果が出ない時、心を立て直す方法

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

「こんなに頑張っているのに、なぜ変わらないのだろう」

そんなふうに感じたことはないでしょうか。私自身、テニスを始めた頃、思っていた以上に上達が早く、練習のたびに手応えを感じていました。ところが、しばらくすると、どれだけ練習しても上達している実感が持てない時期がやってきました。

その時に頭に浮かぶのは、たいてい同じような言葉です。
「素質がないのではないか」
「向いていないのかもしれない」
「こんなにやってもダメなら意味がないのではないか」

これはテニスだけではありません。ダイエットを続けていても、ある時期から体重が落ちにくくなることがあります。ブログを毎日書いていても、反応がなければ「誰も読んでいないのでは」と不安になります。こうした時期は、一般に停滞期(プラトー)と呼ばれます。

停滞期というと、「成長が止まった状態」と思われがちです。ですが、実際にはそうとは限りません。人の成長は、いつも目に見える形で進むわけではないからです。表面上は変化がないように見えても、水面下では少しずつ力が蓄えられていることがあります。テニスなら、フォームや体の使い方が整っている途中かもしれません。ダイエットなら、体が変化に適応しようとしているのかもしれません。ブログであれば、文章力や伝え方が育っている最中とも言えます。

つまり、停滞期は「何も起きていない時間」ではなく、次の変化の準備をしている時間なのです。モチベーションが下がるのは自然なこと。ただ、そうは言っても、結果が見えないと気持ちは落ちます。努力している人ほど、「続けているのに変わらない」という状態がつらくなります。そして、やる気が下がると、「自分は弱いのでは」と責めてしまうこともあります。

でも、私はこれは自然な反応だと思っています。人は、変化が見える時は頑張りやすいものです。反対に、変化が見えにくい時は不安になります。問題は、モチベーションが下がることではなく、その時に自分を否定してしまうことです。
リスタート
停滞期を乗り越えるために、私は次の3つが大切だと思っています。

1.結果ではなく、行動を見直す。結果ばかりを見ていると、変化がない時に苦しくなります。そんな時は、「何ができたか」に目を向けてみてください。
練習を続けた。
食事を意識した。
ブログを書き続けた。

結果が出ていなくても、行動は積み重なっています。まずはそこを認めることが大切です。

2.頑張る量ではなく、止めない量にする。停滞期に入ると、今までと同じ熱量で続けるのが難しくなることがあります。そんな時は、量を減らしてもかまいません。
毎日1時間やっていたことを20分にする。
長い記事が難しければ短く書く。
完璧を目指さず、小さく続ける。

大切なのは、勢いを保つことではなく、流れを切らさないことです。

3.「向いていない」ではなく「今は見えにくい時期」と考える。停滞期に入ると、人はすぐに「向いていない」と結論づけたくなります。ですが、本当にそうなのかは、その時点では分かりません。むしろ、真剣に続けているからこそ、見えない時期にぶつかることも多いのです。
「向いていない」のではなく、
「今は見えにくい時期かもしれない」

そう言い換えるだけでも、心の負担は少し軽くなります。

停滞期は、成長が消えた時間ではありません。成長が見えにくくなっている時間です。だからこそ、その時に大切なのは、自分を追い込むことではなく、自分への関わり方を変えることです。思い通りにいかない時ほど、自分に厳しくなりすぎず、「それでも続けようとしている自分」を認めてあげてください。大きな変化は、ある日突然見えることがあります。その時に支えになるのは、結果が出なかった時期にも、自分を見捨てずに関わり続けた経験です。

もし今、何かが思うように進まずにいるなら、今日できることをひとつだけ続けてみてください。その小さな一歩が、次の変化につながっていくはずです。

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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