自分の欠点を相手に投影【認知】9

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

昨日、メンバーズカードを無くすというハプニングがあり、暑い中、持ち物から車の中をパートナーと二人で大捜索。結局、見つからなかったので再発行することになりました。

探している最中、自分のミスで巻き添えにしたパートナーに悪いと思って謝ってばかりいたところ、パートナーから「相手がミスしたことで過去にキレたことがあるんじゃない?」と言われ、ハッとしました。

確かにある・・

恐れ

自己投影


自分の欠点を相手に投影し、無意識に相手の行動を思い込みで決めつけて「キレられたら困る」の防衛感情が「謝る」という行動になります。

つまり、私の中に相手のミスを責めるという欠点があるので相手にもきっとあるはずだと決めつけているのです。

防衛感情は自己を正当化することが根っこにあり、本来は自分の欠点であることを、相手に指摘し、あたかも相手の欠点であるかのように認めさせる(錯覚させる)ことで、「相手が悪いのだから自分は悪くない」と正当化する。

こういった特徴が強い「自己愛性パーソナリティ障害」の人は、自分自身の欠点を、相手の欠点として指摘する傾向が強くなります。

コミュニケーションしてゆく上で、何かしら相手が好ましくないと感じたら、どんなところが好ましないのか深堀りし、自分の価値基準と照らし合わせそれを他人事のように俯瞰すると自分の嫌な部分が観えてきます。

是非、実践してみて下さい。




終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。



今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように




下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「認知を変えるだけで結果が変わる理由」
認知の歪とバイアスとは




【小さな実践】
苦手な相手にはどのような自己投影をしているのかを掘り下げて、ノートに書き出し自分の欠点を浮き彫りしてみる

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小橋広市(講師)

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