◯◯と◯◯があるとコラムネタに困らない
前回の「ミスコミュニケーションは「歪曲」から起こる【認知】5」の続き。
思い込みや偏見によるミスコミュニケーションを生み出す認知フィルターは、個々に次の3つのフィルターがあります。「削除・省略」「一般化」「歪曲」これらの認知フィルターについて【認知】シリーズとしてそれぞれをお伝えしています。
前回は歪曲した会話の事例をお伝えしましたので、それを受け取った側が、相手の価値基準や固定観念を外し、より事実に近い内容で引き出せるシンプルな質問が下記の3つです。
1.「前提パターン」→ ○○の後ろに前提が隠されている表現(最近の若い人は、飲み会に付き合わない)何がそう思わせたの?
2.「因果」→ ○○が、他の△△の原因になっている表現(景気が悪いから仕事が暇だ)どうして景気が悪いことが、仕事が暇なことにつながるの?
3.「憶測」→ 思い込みと決め付けの表現(あの人は私のことを嫌いだ)どうして嫌いだとわかるの?
様々なコミュニケーションの中で難しいのは、ここで書いたような内容だけではないので、いかに会話の中で相手の「認知フィルター」になっている言葉に対して適切な質問ができるかは普段からのトレーニングしかありません。
次回は「省略・削除」をお伝えします。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「潜在意識を言い方ひとつで書き換える方法」
会話をより深堀りする質問とは
【小さな実践】
相手の会話の中から歪曲されている言葉を見つけて質問するトレーニングをする その際、「何故○○なの?」と「何故」を使った問いかけをすると相手が責められているように感じるので使わないようにする