早朝の2時間は宝の山
今回は、昨日の記事にリンクする「人生が好転する肯定語」の話をしたいと思います。今回で言う「言葉」とは、声に出す以外に文字で書く言葉やココロの中で思う言葉も含まれます。
知らないうちにこんな言葉を口ぐせで発していませんか?
「でも」「すみません」「けど」「いや」このような口ぐせがあると、私たちの精神状態は、繰り返される言葉の影響を知らずしらずの間に受けているので行動意欲が湧いてこなくなります。
最近のテレビ報道は、明るい話はほとんどなく暗い話ばかりです。毎日のようにこれらを観ていると将来が悲観的になってきませんか。
ネガティブな言葉は、自己イメージにも長期的に影響を与え、幼少期に他人から言われる言葉は大人になっても、何かしらココロのどこかにあるものです。
自分の口ぐせを見直すことが何故、大切かというと、私たちは自分自身と対話している時間が最も長いからなんです。
意識的であれ無意識であれ、私たちは24時間、自分自身と対話しています。例えば、大切なプレゼンを行なう前に、「失敗したらどうしよう」と思うより「きっと成功する」と思う方が行動意欲は上がります。
プロゴルファーのタイガー・ウッズ選手は、他の選手が打つ時、「成功してくれ」と願うそうです。その方が自分が打つ時にもリラックスできるみたいです。
実はこれには理由があります。私たちの生命維持の情動は、自分に向けて発した言葉も他者に向けて発した言葉も区別していそうです。
口ぐせを変えるのは、大した時間もかからないしお金もいりません。予算がなくいつでも好きな時に変えることができます。
ここで私たちがよく使う口ぐせで体表的な言葉を3つ紹介します。
1・自分はダメだ → 自分には何も取り柄がない、何でいつもこうなるんだろう、いつも私ばかり・・と常に自分に駄目だしをしていると、自分の粗探しをし、自己否定や自己嫌悪で悪循環になる
2・あの人と比べて自分は・・・ → 他者と比べると他者の動向ばかりが気になり、結果ばかり気にしたり他者への不満をもったりして劣等感や妬みに悩ませれるようになる
3・この先大丈夫かな → 将来を心配したり最悪の事態を想定するのは悪いことではありませんが、口ぐせが身につくと好転しても悪化しても同じように考えるようになる
これらの3つを下記のように修正します。
①の「自分はダメだ」と思うより、「自分はよくやっている」或いは「昔よりはできるようになった」にいう言葉に変えてみる。
②の「あの人と比べて自分は」と思うより「あの人も大変だろうなぁ」に変えると、自分の本音が見えてくるので感情が満たされ、課題が明確になる。
③の「この先大丈夫かな」を「先のことは誰にも解らない」に変えると、まだ決まっていない未来の喜びや楽しみを想像する余裕が生まれる。
これらの言葉は誰でも思ったり声に出したりしているはずです。時間は掛かるかもしれませんが、口ぐせの言い換えを実践してみて下さい。行動が変わってくるはずです。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「相手を不快にする自分の会話のクセを知って修復する」
話し方のクセと修正法
【小さな実践】
特定の言葉を自分や他者に繰り返して使っていたら、それを全てノートに書き出してみる