人生観が変わるウソのような話
今回は「HSP」の自分のことをお話します。
若い頃、「繊細な人」よくこう言われました。これは褒め言葉にも聴こえますが、ガラスみたいに繊細だから当たらず触らず」などとコミュニケーションが苦手だと思われていたんですね。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、生まれつき五感の感度が高く、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のこと。私はこの傾向が強くあります。もちろん、HSPは病気ではなく性質のことで5人に1人くらいは居るそうです。
自分はHSP
感じるチカラが強く、自分の内外のことに敏感に気がつく人のことを、「繊細な人」だと思っていますが、言われた本人は、何でも気にして傷つきやすく疲れる性格だと思っている人が多く、私もそう思っていました。
一概に繊細といっても、個々の感受性のアンテナの高さによって感じる度合いはそれぞれですが、「繊細な人」をネガティブに捉えてみると、
・他人に左右されやすい
・環境や他人の変化に気づきやすい
・忙しいのが苦手
・音、光、匂いに敏感に反応する
・情報量が多いと混乱する
・物事を慎重に考え過ぎて、スタートまで時間がかかる
・自分と他人は観ている世界が違うことが解っていない
ここでは「繊細な人」がダメと言っているのではなく、自分が「繊細な人」と知っておくことが大切です。でないと「自分は人と違う」と思うと、消極的になって人間関係で悩んだり、生きづらくなります。
私は繊細過ぎる自分にココロを閉じることが多くありました。しかし、これは考えなくて良いことを無理やり閉じ込めるために、必要な感情や好奇心まで閉じ込め、まるで他人軸で生きているようでした。
繊細で何が悪い
開き直ることも時には大切です。このように捉えられるようになって楽になって生きやすくなりました。
・1つ聞くと10のことを想像し、思考を広げられる
・調査、検証などは深く掘り下げるので知識を深められる
・他人のお世辞や建前の言葉をすぐに見抜ける
・その場の快楽より、人生観や哲学的なものに興味がある
・他人が気付けない美意識を持っている
若い頃に大きい組織の中に組み込まれるのが嫌で転職しました。「繊細な人」に向いている職業の中に、アーティストやコーチ・カウンセラーがあります。まさに私にピッタリの職業です。
自分を知ることはとても大切だと言いました。それは適材適所の居場所に自分を置くことができるからです。新型コロナウィルスはしばらく続くと思いますが、良いタイミングだと思って自分を見直す時間を作ってみましょうよ。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
ありがちなことですが、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「ひとつのエピソードで人生色々」
幸福感は人それぞれ違って当たり前
【小さな実践】
繊細な自分と上手な付き合うには、
・人と居る時は自分のペースを守る
・感受性のアンテナの範囲を狭めておく
・繊細な五感を労る