人生観が変わるウソのような話
前回の「マインドセットの改善は「快」と「痛み」で」の続き。
人間のココロが最優先する「快を求め痛みを回避」についてお伝しているのは、この法則を日常的なコミュニケーションやマインドセットのアップに使えるようにするためにです。
今回は「快」と「痛み」を使って相手とのコミュニケーション法をお伝えします。
人間関係でトラブルになる原因は、双方の期待値に違いからくることが多いようです。期待値は、双方の「思い込み」「価値観」「概念」「固定観念」などの違いによっと起こります。
双方の期待値が違っても、ストレスが溜まっていなければイラッとすることはありませんが、双方の間で不満やストレスが溜まってくると、そこから怒りが生まれる原因になります。
今回は相手が怒ってしまった時の対応をお伝えします。
相手が怒った時に絶対にしてはいけないことがあります。それは反射的に相手の怒りに対して「目には目を歯には歯を」をしないこと。怒りに怒りをぶつけると、その感情は更に増幅し矛先を変えて伝染します。
相手が怒った理由は、某かのことでココロに痛みが生じ、それを回避する為に「怒り」という手段を使って攻撃しているので「快」を感じるまで振り上げた拳を収めません。
窮鼠猫を噛むというように、逃げ道を失ったら残された手段は攻撃しかありません。そんな時にできることは、冷静に相手に「逃げ道を用意する」つまり、振り上げた拳を収めるところ用意するのです。
逃げ道がない時に、更に追い打ちをかけるように追い詰めると、相手のメンツを潰し自己重要感を傷つけることになり、相手は自己重要感を取り戻すために更に激しく感情をむき出しにするでしょう。
そうは言っても怒っている相手にどうやって逃げ道を用意して「快」まで持っていくのか解りませんので、次回はその事例をお話します。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「Why「何のために」が感情を動かす」
「快」に感情をもっていき継続させる
【小さな実践】
自分がどのような時に「ココロの痛み」を感じるか、またその痛みの落とし所は何かをノートに書き出してみる