思い込みのワナ
「人間のココロが最優先するのは、快楽を求めて痛みを回避すること」
今回はこれに関係することを「人間の本質」シリーズでお伝えします。
「最近、ちょっとしたことでイラッとしたり怒りっぽくなったのは何故だろう?」と感じたことはありませんか?
と言っても即答できませんよね。イライラや怒りには様々な理由があるからですが、根本は実にシンプル。私たちの思考や行動の軸となっているのは「快を得て痛みを避ける」に基づいています。
怒りの情動もそのひとつで、相手から何らかの攻撃を受け、それを防衛するために逃げるか迎え撃つかを選択。この反応が痛みを回避しているといえます。
一方、相手を攻撃したことで得られる「安心感」「自己重要感」が満たされることが快を得るです。残念ながら根本的な理由が解ったところで、怒りっぽいのがすぐに解決できるものでもありません。
理由は簡単で、他者をコントロールできないのはもちろんですが、怒りの要因を自分で作り、自分がスイッチを入れているからです。
イラッとしたり怒ることは、家族や友人、職場の部下、同僚、上司、無関係の他人、数え上げたら切りがありません。それらの人たち全てに共通している人物は自分だけ。これで自分が怒りのスイッチを入れていることが解るはずです。
怒りスイッチを入れない方法もシンプルです。
それはイラッとしても感情にまかせて反射的に行動しない!これにつきます。
では反射的に行動しないためにはどうしたら良いのですか? という質問が必ずくると思います。様々な対処方法が、私が講座を行なっていたアンガーマネジメントの中にあります。
これからお伝えしていくことは、アンガーマネジメントで「怒り」が解決できなかった方も解決できる地味なコミュニケーション法です。
コミュニケーション法と言っても、そんな大層なものではありません。「そんなことか」と思うようなことですが、アンガーマネジメントと違うのは継続(習慣化)できて結果が目に見えることです。
今回の内容はモヤモヤ感タップリでしょう(笑)
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「怒りのスイッチ」
怒りのスィッチとは何?
【小さな実践】
ミスコミュニケーションが起きた時、「人が動く要因は快を得るために動き、痛みを避けるために動く」この2つの法則を使い分けながら、上手に相手の自己重要感をアップさせる方法をノートに書き出してみる