準備途中でも即行動しなさい
私が子どもの頃に自信が持てることといったら、絵を描くこと、リコーダー、工作、友だちが多いことくらいで劣等感のカタマリだったので自信満々の先生に憧れていました。
自信を持てると何が変わるのかというと、何をやるにしても「やる気」が出るようになります。それに新たなことにもチャレンジする「勇気」が湧きます。そして実力以上の「強さ」もみなぎってくるでしょうね。
自信の根拠になっているものは何でしょうね。おそらく、次の3つの要素ではないでしょうか。「行動力」「自己評価」「自己主張」これらの1つでも高まれば、他の2つも連鎖的に高まります。反対に1つが低くなれば他の2つも低くなります。
私自身もそうであったように、自信がない人の特徴は、これらの思い込みがあるようです。
・自分には能力がない
・他者から認められなければいけない
・自分は何をしてもダメな人間
・何でも完璧にやらなければならない
・常に正しい決断をしなければならない
・テリトリーの外は危険だ
・人は信頼できない
これらの思い込みが「行動力」「自己評価」「自己主張」のいずれか要素を下げて負の連鎖になっているので、これらの思い込みをリフレーミングする前に、それぞれの要素を高めてみましょう。
3つの要素を高める
まず「行動力」をアップするには、まず、自分の中の強みや長所を見つけることから始めてみましょう。自信を持てないと、後悔、迷い、焦りといった感情から逃げ出すことばかり考えて行動できません。
強みや長所が見つかれば、すぐに活かせて難易度が低いものを選んで1ミリでも良いので行動すると、やがてその行動が行動意欲を高めてくれるはずです。
「自己評価」を高めるには、ネガティブになって混乱している自分を、まるであなたの親友が観るように自分を客観視し、行動力アップで見つけた具体的な長所で励まして下さい。
「自己主張」ができるようになると、自分の気持ちや考えをきちんと相手に伝えられて上手に付き合えることができます。相手の主張ばかり聞いているのは、自分軸を捨て相手の人生を生きているのと同じです。
もし、職場で相手の頼みを断れない状態になっているのなら、自分が主張したいことをリストにしてノートに書き出し、その中から難易度が低いものを1つ選んで主張し、その範囲を広げていって下さい。但し、主張する際は結果は二の次です。
自己主張ができない人には、「消極的でできない人」と「主張の仕方が下手な人」がいます。後者の場合は、主張する際、感情的になっているか、攻撃的になっている可能性があるので、主張する前に深呼吸して事実のみを冷静に言うように心がけて下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「自己肯定感をアップさせ自分を好きになる」
3つのポジティブアップワーク
◇「自己肯定感を下げる3つの感情」
罪悪感と劣等感と不安感は要注意
【小さな実践】
自分の強みや長所を「少し思っている」程度のレベルで良いので全て書き出し、その中ですぐに活かせるものをピックアップし、即、実践する。すぐにできる小さな行動は、良循環で行動意欲を高める。