男と女は脳がちがう
誰でも悪口を言ったり言われたことがあると思います。私も会社員だった頃、悪口も言ってきたし、その何倍も悪口を言われていました。
悪口には花が咲くと言いますが、悪口を言う人は他者に言われると激怒りします。これは悪口を言うと言われる悪口ループの法則に基づいているので、当たり前のことです。
たいていの場合、悪口を言う人は相手の悪口を言わなければいけない理由があります。悪口は、実力であなたに負けたという屈辱感を打ち消すのが目的で、実力以外の別の理由が悪口になります。
悪口を言えはある意味、共有感があって気持ち良く即効性がありますが、時間が経ってくると悪口を言っている自分に自己嫌悪を感じ後悔します。
もちろん、自己嫌悪も後悔もしない人もいますが、そんなことを繰り返していると、屈辱感や自尊心を傷つけられる度に、悪口を言って打ち消すという負のループに陥ります。
もし素直に祝福できない理由があったとしても、それはそれ。自分が妬みや嫉妬をしている時は、こんなふうに考えてみませんか。
同僚が喜んでいる感情を自分も感じてみるのです。同僚のような仲間がいることを誇りに思ったり、同僚にも出来るのだから自分にも出来ると自己成長できるプラスエネルギーに変換してみましょう。
例えば、ラグビーのワールドカップを応援していて日本が勝っていくと自分のことのように誇らしいし嬉しいという感じ。選手とは何の関わりもないのに、素直に喜びを共有できます。
嫌な人の栄光を自分のことのように感じてみるというのは、口で言うほど簡単ではありません。むしろ出来ないと言った方が正確です。
ただ、何で誇らしいと思わなきゃいけないのと考えるより、偽善っぽくなっても「誇らしいなぁ」と言葉に出して誰かに言うことで、脳がマヒしてきて本当に祝福したくなるのです。これは私が何度も経験しているので自信持って言えます。
類は友を呼ぶと言うように、悪口を言う人には悪口を言う人が集まります。相手の喜びを素直に受け入れる人には、そのような人が集まります。これは人間関係の基本的な法則です。
悪口を言っている人とは距離をとりましょう。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「悪口やイジメは集団心理が全ての原因」
悪口や陰口の3つの理由
◇「人間関係で悩む、嫌な人への接し方」
嫌な人のココロを把握する
【小さな実践】
妬みや嫉妬をプラスエネルギーに変換するには、その相手と同じ感情を感じ、その喜びを第三者に言葉に出して伝える