認知症になっても執着だけは永遠に消えない
イジメられやすい人、怒られやすい人っているのでしょうか・・・
私自身がどちらも経験しているので、私見でお伝えすると、
います
このコラムで何度もお話していますが、小学生低学年から3年間くらい上級生からイジメにあっていました。最初は暴力でしたが、しだいにお金をせびられるようになり、今思えば恐喝みたいなものです。
その頃、私には父親がいないことでイジメられていると思っていましたが、それはとんでもない勘違いで、上級生たちは、私が怯えているのを察してイジメていたのです。
「怯えている」、「不安を持っている」人は、そのようなココロの状態が相手に伝わり、影響を受けた相手にも不安な感情があり、立場の違いや気が強い人は、より弱い立場の人に向けて攻撃します。
誰かをイジメたり怒ったりするのは、自分自身の不安な感情の一部にフタをして、弱い立場の人を攻撃することで安心を求めているのです。
少し事例は違いますが、好きな女の子にふられたりすると「可愛さ余って憎さ百倍」と感情が変化します。これには理由があって、愛と憎しみの関係は別の感情ですが、発生源は脳の同じ部位が活性化することで起こります。
愛と憎しみは対極のようで表裏一体かもしれませんね。
イジメからの開放
学校のイジメや職場のパワハラを受ける人の共通点のひとつは、強い立場の人や気の強い人からの攻撃的な言葉に怯えていることです。
私がそうでした。恐いからお金を出すことでイジメられないのならそれに越したことはないという心理が、相手から透けて観えていたのでイジメがいがあったのでしょう。
そんな私が、どうやってイジメから開放されたかというと、ある瞬間に切れたからです。切れたと言っても子どもですから、相手の腕に噛み付いて離さなかっただけですけどね(笑)
離したら殴られると思っていたので死んでも離すまいと思っていました。相手の泣き声で我に返って気がついたら仁王立ちしていました。それから小橋は切れたらコワイという噂が立ってイジメはすっかりなくなりました。
そんなこともあって学校ではイジメに合うことはありませんでしたが、職場でもパワハラにあいました。その時も相手に対して「怯え」がどこかにありました。
その後、私は不動心を身につけるために、どんなに恐くても表情を変えないように意識しました。バイト先でヤクザに絡まれても表情を変えなかったので、勝手に相手が警戒してくれました。
良いことも悪いことも表裏一体で、表情を変えないトレーニングをしたことでココロから笑えなくなりました。本当に数年前まで子どもの頃の笑顔が取り戻せなかったのです。
今回の結論として、イジメられ難くなるには私のような極端なことをせず、ココロの状態を安定させるトレーニングをすることで、何事にも動じなくなります。
トレーニング方法は、即効性はありませんがココロの安定にはマインドフルネスがお勧め。オンラインでできますので一度、私と一緒に体験してみて下さい。
話は変わりますが、先日の「家庭と職場の寺子屋コミュ」の参加者さんからメールを頂いたのでアップしました。
寺子屋コミュの参加さんの声
今回は、私自身の苦手な事や、この間の出来事を聞いて頂きました。
自分が自己否定していたり苦手と思っている部分が、客観的に見ると違う見え方や感じ方をされていたり、自分自身とは逆の見え方ということを伝えて頂きました。
実は苦手と思い込んでいるだけで行動してみると「もしかして得意かも」と気づける勉強会でした。自信に繋がりました。
ありがとうございます!
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「いじめの入口で言い返せ!」
いじめの入口で正しく怒れ!
◇「良い怒り方と悪い怒り方の入口」
「良い怒り方」で自分の気持ちや意思を明確に伝える
【小さな実践】
マインドフルネスを1ヶ月間、毎日続けていると自分のココロの変化に気づけるようになる