緊張を取り除くためにする2つのこと
最近、何かしら身体がだるい、やる気が起こらない、頭がボーっとするなどの症状が出ると、歳のせいや季節のせいにしていませんか?
不調信号は、不眠、めまい、耳鳴り、動悸、息苦しさ、手足の冷え、下痢・便秘、肩こり、腰痛、喉の違和感、頭痛、頻尿、イライラ、不安感、不整脈などの症状です。
私はこれらのすべてを経験していて、どれかの症状が治ったら次が出るというように繰り返されるので、これ事態がストレスになって悪化することもあります。
自律神経
私は身体にハンディを抱えていますが、その分、身体の不調に敏感になりました。不調信号が出ると、たいてい自律神経のバランスが狂っています。
自律神経には副交感神経(リラックス状態)と交感神経(緊張状態)があり、例えるとブレーキとアクセルの関係のようなものです。このバランスが崩れると身体のいたるところに様々な信号が出ます。
これらの信号を「自律神経失調症」だから、自分ではどうにもできないと考えていた時がありましたが、専門書や知人のドクターの話で、軽度のバランスの崩れなら下記のことを日々、意識することで改善できることが解ったのです。
姿勢・思考・食事・睡眠・運動
今回はこの中から「姿勢」のことをお伝えします。
姿勢の矯正
私は職業的に長年PCを使ってきたので意識しないと、すぐ前のめりの姿勢になって顔がモニターに近づいています。これで猫背になり、酷い肩こりと頚椎症に悩まされました。
とりあえず私が改善したことは、ノートPCのモニターを目の高さにしたのと、前のめりになる姿勢を意識して正しています。中でも効果的だったのはスマホ依存をやめたことです。
少し時間があるとスマホを見ていたのを、必要な時以外は見ないように徹底しました。腕時計をしない習慣をやめて腕時計をする。スマホのお知らせ機能のチェックを外す。電車の中の時間は、アイデア出しかマインドフルネスの実践。
電車の中でスマホを見ている人を観察してみて下さい。
ほとんどの人が首だけを前に傾けています。頭の重さは、平均約6kgと言われているので、頭を約30度前に傾けると首への負荷は約18kgにもなります。
前のめりは巻き肩や呼吸が浅くなります。これでは肩こりや頚椎症になるはずです。筋肉が硬直すると姿勢が悪くなるし、姿勢が悪いと内蔵が圧迫されます。これらも自律神経が乱れる原因。
首への負荷を軽減するだけで、原因のひとつが消えるわけです。私は1時間おきに姿勢を正すために身体を反らすストレッチを取り入れています。
自律神経で唯一、コントロールできることは、姿勢と深い深呼吸です。呼吸は吐くことを意識すると脳がリラックスしていると判断して副交感神経が優位になります。
参考になれば幸いです。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「自律神経のバランスが崩れると身体が暴走する」
自律神経はアクセルとブレーキの関係
◇「子育てに絶対的に必要な4つのこと」
親ができることで子どもにとって勉強より大切なこと
【小さな実践】
肩こりなどで悩んでいたら、自分でできることを実践してみる