緊張を取り除くためにする2つのこと
前回の「効率的に無駄を捨てるテクニック③」の続きをお伝えする前に、エッセンシャル思考について説明しておきます。エッセンシャル思考とは、本当に重要なことだけを確実に実行し、「最小の時間で成果を最大にする」という考え方です。
エッセンシャル思考は、企業のビジネスマンだけでなく、専業主婦の育児、介護、家事にも応用できるので、あなたの「仕事」に当てはめながら読んで下さい。
エッセンシャル思考は、個人レベルで実践するのも良いのですが、本当に成果を上げるには、周囲の人を巻き込んでエッセンシャル思考を実践するのがベスト。
効果的に習慣化するには、身近な人を巻き込み、互いに励ましたりフィードバックしながら行なうのが継続するコツです。
情報共有
あなたが依頼された時に「無駄な仕事を捨てる」考え方で実践できるようになったら、相手に仕事を依頼する際にも、「依頼する理由」「期限」などを明確に相手に伝え「無駄な仕事を振らない」ことを徹底します。
エッセンシャル思考を実践していると、一生懸命に働くことを常識としてきた非エッセンシャル思考の人から観ると「熱意が足りない」「手を抜いている」などと消極的に観られます。
しかし、全てに共通するのは「結果が全て」どのように観られようが結果を出せば、非エッセンシャル思考の人から「何故、成果が出せるのか」と聞いて来るかもしれません。
周囲の人を巻き込むコツは「教えてやる」という上から目線で伝えるのではなく、「情報共有」の気持ちを持つことが大切です。あなたが主婦として「育児」「介護」「家事」などをエッセンシャル思考でこなせるようになり、家族に伝える時も同じです。
最後に、エッセンシャル思考が実践できるようになっても、油断すると、脳はすぐに元に戻ろうとするストレスで疲れ果てることがあります。
こうなった時には、焦らずに立ち止まり、重要な20%に体力、時間、お金が使えているかどうか意識し、エッセンシャル思考を再度、見直して下さい。
何度も言いますが、エッセンシャル思考はビジネスマンに適した思考法ですが、専業主婦の方の毎日の「育児」「介護」「家事」を仕事に置き換えて、この思考法を応用してみて下さい。
本当に重要なことだけを確実に実行し、「最小の時間で成果を最大にする」
下記にエッセンシャル思考①と②のリンクを貼っておきます。
◇「パレートの法則に基づく楽して成果を出す方法①」
エッセンシャル思考のタイプとパレートの法則の関係性
◇「重要なことを絞り込んで成果を上げる②」
重要な要素を絞り込む見極めのテクニックと情報のフィルタリング
【小さな実践】
エッセンシャル思考を習慣化するには、小さな事でも「最小の時間で成果を最大にする」という意識を持ち続ける