目的地に行く地図が違う
今日、パートナーが近所の人と話した時に反省したことがあると言うので聞いてみました。
パートナーは庭にシシトウを植えていますが、まだ実がついていません。たまたま近所の人と話しているうちにシシトウの話しになったそうです。
近所の人が「うちのシシトウは5本できたよ」と言った時、パートナーは「へぇ~そうですか」と流したことが気になるようです。近所の人は「よくできましたね」とか「コツを教えて下さい」などと共感してほしかったのだと思うと反省していました。
コミュニケーション
コミュニケーションは共感と共有で成り立ちます。共感や共有を得るためには質問が一番です。質問がないと「興味がない」とか「社交辞令で話してる」などとネガティブに受け取るので会話のキャッチボールは生まれません。
コミュニケーションに話しが上手も下手もありません。心地よい質問をすると相手は話すことが楽しくなってくるはずです。
不思議なことに、最初は社交辞令的に質問していても、そのうちに本当に興味が湧いてきます。そのうち相互作用で相手も質問してくるようになりキャッチボールに花が咲きます。
初対面はQ&A
初対面の人と仲良くなるには「Q&A」が一番です。どうしてかというと、人は初対面でも共通点が見つかった途端、親近感が湧きます。
例えば、同郷、同校、同じ趣味、同じ仕事、同じ体験、同じ感覚、共通の知り合いがいたりすると、もう話しは止まらなくなります。元々、人は家族はもちろん、他人でも緩やかな共同体感覚で繋がっています。
他人同士の場合は、防衛本能で自分の周りにバリアーを張っていますが、お互いの間で共通点が見つかると、そのバリアーは一気に緩和されます。しかし、ただ質問していれば良いというものでもありません。
事例で言うと、
こちらの質問の答えを相手から聞いた時のコツ。「あいうえおの法則」があります。「あっそうそう」「いいですねぇ~」「うっそ~ホント」「え~そうなんですか」「お~すごい」
無表情で「ふ~ん」、「はぁ」と言われるより、あいうえおの法則を使うと、相手はもっと話したいと思うはずです。良かったら会話の中でさり気なく使ってみて下さい。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「視点や立場を変えた質問は気付きを促す」
視点を変えると質問力が活きてくる
◇「コーチは傾聴より質問力」
コーチは質問力の達人
【小さな実践】
初対面で自分がどのようなことを質問されたら嬉しいかを意識してみる