関係性コンディショニング
あなたの周りに「なんか好感がもてる人」とか「何をやっても憎めない人」がいませんか? それはこんな3つの理由かもしれませんよ。
私は定期的に通院しているので主治医と話す機会が多いわけですが、前の病院の主治医はモニターでカルテを見ながら話し私の顔は一回も見ません。一方、現在の主治医は手を止めて私の方に正面を向けて話してくれます。
あなたならどちらが好感を持てますか? 斜に構えて対応されると高圧的で嫌な気がしませんか。今回はこんな話から、
好感を持たれる話し方
好感が持てるコミュニケーションのその1は、冒頭でお伝えした理由から、会話する時はできるだけ相手におへそを向けて話す。
その2は、正面を向いた相手が微動だにしなかったら、よけい緊張すると思いませんか。司会をしている池上彰氏を見ていると、よく手を動かしています。私もセミナーではよく手を動かします。緊張がほぐれるし、頭の回転や発想力が上がります。
その3は、無表情で話しされると、冷たい印象になり肝心の会話の内容より、表情が気になってきますが、笑顔で話されると、こちらまで笑顔になります。女性の印象が決まるのはメイク10%、笑顔30%と言われるそうです。
実はある時期から私は、自然な笑顔ができなくなっていましたが、鏡の前で笑う練習をしていると、笑顔の表情筋ができて今は普通に笑えるようになりました(^o^)
ということで、好感を持たれるコミュニケーションは、
・相手におヘソを向ける
・ボディランゲージ(身振りの非言語)を使う
・笑顔になる
これらを試してみて周囲の人の変化を楽しんでみて下さい。
フォローアップクエスチョン
その他で、雑談が上手な人は好感が持たれます。話題がなかったら相手に質問してみて下さい。こちらの話題がなくても相手に質問をし、その回答から話題を引き出すといくらでも話が広がります。
芸能人で上手いのがさんまさんです。トーク番組でさんまさんを観察してみて下さい。相手の発言に対して質問し、その回答を面白くする達人ですから(笑) これをフォローアップクエスチョンといいます。
恋人や夫婦、親子など、付き合いが長くなるほどフォローアップクエスチョンは減少します。いつまでも仲良くマンネリ化しないコツはフォローアップクエスチョンを上手に使うことでしょうね。
【小さな実践】
普段からフォローアップクエスチョンを身近な家族でトレーニングする