早朝の2時間は宝の山
セルフコーチング
生活習慣を改善したい時、コーチにコーチングしてもらって改善するのが理想ですが、費用もかかるし時間もないしとなると、自分で自分に問いかけるセルフコーチングでやろうと思いますよね。でも、生活習慣の改善にセルフコーチングは無理です。
私が生活習慣を改善しようと、何度もセルフコーチングをしましたができませんでした。何故かというと、習慣というのは脳のオートモードです。
脳は快楽を好み痛みを避けるクセがあるのでセルフコーチングしても、快楽側へ促すような答えしが出してくれません。
そんな時に強力な方法があります。
環境の観察
集中力を高める方法を知りたいと思ったら、あなたが集中力が高まっていると感じたタイミングで周囲を観察してみて下さい。場所や周りに何かあるか、色や温度や音など環境をチェックして書き留めておいて下さい。
これを何度も行って観察していると、自分の集中できる環境が検証できます。
このやり方は、生活習慣の改善にも使えます。
悪習慣の行動を起こす直前に何をしていたか、或いは周囲の環境はどうだったかを書き出しておくと悪習慣の起動スイッチをわかります。
私は昼食後に昼寝をしていた時期があります。15分くらいの短時間なら良いのですが、1時間くらい寝てしまうと身体がだるくて午後からは仕事になりません。この昼寝は私にとって悪習慣でした。
この昼寝の起動スイッチを検証していると、決まって眠くなるのが昼食後にパソコンで仕事をしている時だとわかりました。そこで昼食後は身体を動かせる整理整頓を30分することにしました。
昼食→昼寝から昼食→整理整頓の習慣に置き換えたことで、昼寝の習慣がなくなり、おまけに短時間ですが、夜も熟睡できるようになりました。
このように習慣は、条件反射的にスイッチが入るモードを一旦、断ち切り、新たな習慣に置き換えることで改善できます。
よかったら参考にしてみて下さい。
【小さな実践】
改善したい習慣の起動スイッチを観察してノートに書き出してみる