早朝の2時間は宝の山
メジャーリーグの元選手イチロー氏が、現役の時に記者にこんな話をしたそうです。
「例えばスイングでいうと、僕はスイングの流れをいくつかのチャンク(塊)に分けているので、スランプになったとしても1つずつチャンクを検証して修正するので大きなスランプになることはない」
これは会社運営のリスク管理そのものですね。これを知ってか知らずか野球に取り入れていたイチロー氏、あらためて素晴らしい選手でしたね。
小さなチャンク分け
このようにチャンクで考えて小さく分類するやり方は、長期的なスタンスで脳に刷り込む生活習慣の改善や、実務経験を必要とする資格取得のための学習にも応用できます。
例えば、一級建築士の国家資格を取得する下記の受験資格が必要です。
【学歴+実務経験】
・4年制大学で指定科目を修めて卒業。2年以上の実務経験
・3年制短大で指定科目を修めて卒業。3年以上の実務経験
・2年制短大または高等専門学校で指定科目を修めて卒業。4年以上の実務経験
学科試験は、学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(環境・設備)・学科Ⅲ(法規)・学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工) 以上の5科目があり、学科合格後、製図試験があるので、数年かけて取る長期的な学習が必要になります。
ひとつの例として、一級建築士の資格取得をゴールにしたとします。資格取得のためには、それぞれの課題を分類して小さなチャンクで達成感を得ながら継続しないと挫折します。
仮に不合格となった場合でも、課題を小さなチャンクに分けていると、苦手なところが明確になり分析・検証できるので、再チャレンジする時も苦手なチャンクだけに集中すれば良いので効率的です。
よかったら参考にしてみて下さい。
【小さな実践】
小さくチャンク分けすると効率的で効果が上がるものに応用してみる