生活習慣を改善すると人生が大きく変わる

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

早いもので、重度の心筋梗塞で倒れ、第二の人生を歩き始めて6年目になります。今度倒れたら死ぬという恐れで一生懸命、食習慣を変えてきましたが、あまり変わることなく再び心肺停止で倒れました。

多くの人に救われた生命は、自分だけのものではないと考えるようになって、今度こそという思いで食習慣の改善をしてきましたが、立ち止まって振り返ると同じ道を歩いている自分がいました。

そういう中、芸能人のガン告知の報道で自分の中に再び危機感が湧いてきました。このように危機感は、他者のフィルターを通すことで、やっと自分の危機感として認知できます。

脳が空っぽ

生活習慣の中でも、睡眠や食習慣のように生存に関わる習慣を変えることが一番、大変です。睡眠や食習慣の改善には、少なくとも3ヶ月以上、毎日継続して潜在意識に刷り込み、完全に定着するには半年以上かかります。

生活習慣の改善


習慣といえば、幼い頃、食事の前に手を洗うことや歯を磨くことを親から教わり、何度も叱られながら毎日継続することで習慣になって無意識にできるようになります。毎日の通勤、通学も、考えごとをしながらでもちゃんと目的地に着けます。

悪習慣は、自分が悪習慣の自覚がないと絶対に改善できません。生活習慣の改善は、
自分にどのような悪習慣があるのか認知するところから始まります。自分の悪習慣のチェックシートを作り、簡単にできそうな悪習感を1つ選びます。

例えば、朝起きて、なかなか布団から出られないとしたら、起きたら何も考えずに布団から飛び出しカーテンを開けて深呼吸するか、トイレに行く。そのような行動の後だったらまた布団に入っても良いというルールにします。

とりあえず目が覚めたら布団から飛び出す行動を最低、三週間続けてみて下さい。何かしら、変化が現れるはずです。

私は子供の頃から、冬の朝が苦手で布団から出るのに、もう少しだけ・・と1時間くらいかかっていました。普通に布団から出られるようになったのは、大人になってからです。

これは特に改善しようと思ったわけでなく、ドラマを観ていて、朝が苦手な主人公が毎日、同じ時間に妹に布団をめくられているのをヒントにして、自分で布団をはねのけるようにしていたら、数日でウソのように起きられるようなりました。

要するに、毎日の習慣の中に今までやったことがない行動をする。1つでよいので変化(例外)を作る。これです。悪習慣のチェックシートの中から簡単に改善できることを1つずつやっていくといつの間にか生き方が変わってきます。



【小さな実践】
ハードルの低い目標設定で思考や行動の変化を楽しんでみる

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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