早朝の2時間は宝の山
何かを始めた時、階段を上がるように確実にステップアップすれば、モチベーションが上がりますが、何故か前に進めずに伸び悩んでこんなことを考えます。
こんなに頑張っているのにぜんぜん上達しない・・・
もしかすると向いてないかもしれない・・・
やり方が違うのだろうか・・・
こんな経験、誰でもあると思います。もちろん、私も何度も経験しています。まるで階段の踊り場にいる状態です。何の変化も反応もないので、先が見えずモチベーションは下がっていく一方です。
この段階で継続できなくなるか、他の手を打ってみたくなるもので、始めた時の上達の延びが早いだけに落胆するものです。
私がテニスを始めた頃、ラリーは普通にできたのですが、試合でサーブを打つ時にボールがとんでもないところにいくので安全なアンダーで打っていました。だから何年やっても試合中のサービスだけはアンダーでしか打てなかったのです。
サーブの練習だけは普段からしていましたが、相も変わらずどこに飛ぶかわからない状態でした。ところが、ある日、何も考えずに普通にサーブを打ってみると、切れの良いボールが相手コートにレーザービームのように入ったのです。
それからはフォームのことや雑念がないように無心で打つと入るようになりました。
ティッピング・ポイント
それまで停滞していたことが、突然、急激に変化することをティッピング・ポイントといいます。小さな変化が大きな変化を生み出す瞬間なので、階段の踊り場にいるような状態は、あなたが大きくステップアップする助走スペースかもしれないので、小さな変化は目に見えないだけでやがて大きく変化する前兆と考えてみてはどうでしょうか。
【小さな実践】
過去のティッピングポイントで、急激に変化した時の前兆を書き出し、共通するものを整理してみる