ウツを受け入れる【鬱】4
今日はほっこりした話です(*^^*)
私はエモーションコンディショニングを多くの人に伝えています。怒りは人から人へ伝染します。でも、伝染するのは怒りだけではありません。喜怒哀楽のすべてが伝染します。怒りは立場が強い者から弱い者へ、上から下に伝染しますが、「笑い」は上も下も強いも弱いもなく伝染します。
ところで、笑うのは人間だけなんでしょうか。よくワンコやニャンコが笑った写真がありますが、あれはそう見えるだけでしょうか。生物学的なことはよく分かりませんが、私たちが「笑う」時のシチュエーションを考えてみると、話題や行動が面白いと笑います。自分が滑稽な場合も照れ隠しで笑ったりしますね。
では、赤ちゃんが笑うのはお母さんの言葉や行動が面白いからでしょうか。お母さんは赤ちゃんが笑うのを見て、オシッコをしていない、お腹も空いていない、痛いところもない、このように笑顔は、赤ちゃんの体調や不快感の判断基準になっています。もしかして赤ちゃんも、不快感はないよとお母さんに伝えているかもしれませんね。
一方、照れ笑いや愛想笑いはどうでしょうか。私の場合、テニスの試合でミスをすると、ペアを組んでいる人に愛想笑いをします。笑う理由は「もうミスしないから安心して」という気持ちとミスをした自分への照れ隠しです。
他の例では、駅に電車が入っていて乗車しようとすると直前にドアが閉まる。そんな時、目が合った乗客に引きつりながらも笑っている人がいます。「電車は次が来るし、時間もあるので急いでないよ」的な余裕を見せているのかもしれませんね(笑)
このように様々な要素を含んだ笑いは、「自分が良い状態にある」ことを第三者に伝える手段でもあり、またその笑いを見た第三者も安心したり、安全を感じながら笑いが伝染していく。いいもんですね、笑うって。
小さな実践】
あなたにとって笑顔は何をもたらしますか?