認知症の不可思議な行動

小橋広市

小橋広市

テーマ:認知症介護者の憂鬱

若かりし頃、
デートに出かける直前、
いつもになくソワソワしたものです。

お袋が特養に入る前に
デイサビースに行っていた頃、
デイに行く日は、いつもの朝とは
様子が違って、妙にそわそわし、
何やら探しものをし始めます。

自分のバックの中を全部出します。
何を探しているか尋ねてみると
「わからん」です(笑)

服も着たり脱いだり
まったく意味のないことをする。

誰でも外出前は
そわそわすることもあります。
それが認知症の場合は、
顕著に現れるのでしょうか。

どこかに外出することは
意識のどこかにあるのでしょう。
でも自分の行動の意味が分からない上に
対処方法も分からないので
不可思議な行動になるのかもしれません。

私自身も、お袋の
不可思議な行動を観ていると
子供みたいで楽しく思える時と
こちらまでイライラ感が伝わって
くる時があります。

今思えば、全てが懐しいです。



芽生え




ここから特養情報です。

介護保険施設における、
食費・居住費の利用者負担を軽減する
【特定入所者介護(介護予防)サービス費】
(負担限度額認定申請)は
市の介護保険の窓口で申請できます。

対象条件や手続きなど
詳しく知りたい方は
利用者が住んでいる市の
介護保険窓口に問合せて下さい。

行政はこちらが聴かないと
教えてくれないことが多いです。

こちらは何を聴けばよいのか
分からないので、情報交換は
しておきたいものですね。




【小さな実践】
イライラする際、何についてイライラしているのか
原因を掘り下げてみる その原因が解決できれば
イライラが解消するかどうかイメージしてみる



 

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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