早朝の2時間は宝の山
長い階段には、
途中に踊り場があります。
「踊り場」とは、階段の途中の
広いスペースのことですが、
そのスペースで身体の向きを変えながら
階段を上がる姿がまるで踊るように
見えるというのが語源。
どうして突然、
踊り場の話をしたかというと、
生活習慣の改善や、技術の修得の時に
継続できない心理的な理由を
お伝えしたかったからです。
私は若い頃、
音楽にハマっていました。
フルートを習い始めの頃、
最初は好きな曲を自己流で
練習して吹いてました。
でも、ある程度までくると
いくら練習しても、曲によって
運指(指の動き)が上手くいかない。
練習しても上達しないのは・・
と悶々と考えるようになり、
自分には素質がないかも・・
自分には向いてないかも・・
ホントは好きじゃないかも・・
こんなことを考えだすと、
自分勝手に限界を決めて
半分諦めモードになります。
生活習慣の改善でも
同じことが言えます。
習慣の改善は先が見えないので、
モチベーションが下がり、すぐに
元の状態に戻ろうと揺り戻しがきます。
このような上達しない停滞期を
「プラトー」といいます。
停滞期になると、
今まで上達してたのが
ウソのように停止します。
しかし、考えてもみて下さい
何でも一足飛びに上達しません。
必ず踊り場の時期があります。
そんな時には
「自分は今、階段の踊り場、
継続してれば必ず結果が出る」と
現在の状態が、踊り場で足踏みしながら
休んでることを意識してみて下さい。
【小さな実践】
プラトー(停滞期)の時期に
モチベーションを保つには、目的達成後の
喜びや快楽を具体的にイメージしてみる