一番観えてないのはあなた
このところ、
人間関係の記事が多いのは
「子育てママのビジュアルコーチング」
という新しい講座を作ってるからです。
講座の中で特に大切な
「関係性コンディショニング」という
コミュニケーション力を身に付けるカリキュラム。
これらのノウハウを整理するために
改めて記事にしています。
ということで、
今日は先日お伝えした
内的基準型と外的基準型の話をもう少し。
この思考タイプは
環境や時系列で変わってくるのが
面白いところです。
お互いに初対面の場合、
最初は外的基準で判断しますが、
人や環境に慣れてくると内的基準で
判断するようになります。
例えば、
あなたが再就職したとします。
今まで慣れたところとは違い、
周りは知らないことだら、
最初は先輩や上司の言葉に素直に耳を傾け、
職場の情報を収集し、自分の居心地を
良くしようと心がけますが、
ややもすれば、
周囲の話に耳がダンボになり、
自分のことを言われているような
気にさえなってきます。
そんな中でも、
先輩のアドバイスに従って、できるだけ
職場の物差しに合わそうと努力します。
これは、
組織の中で協調性を重んじる思考、
これが外的基準の状態です。
そうこうしているうちに、
社風にも慣れ仕事の流れも分かり、
周りの人間関係も把握できます。
「あの先輩とはプライベートでは
付き合わないようにしよう」とか
「係長より、課長に気に入られた方がいい」
というように要領も良くなって、
自分の意見が言えるようになるので、
少しずつ自分の考えで動けるようになります。
これが内的基準の状態です。
このように、この思考タイプは、
相手やシチュエーション或いは、
環境や時系列によって変わります。
関係性において、
相手がどの基準で会話しているかを知ると
自分と相手との距離感がつかめます。
この基準を意識しているだけでも
大きなミスコミュニケーションを
起こすことはないと思いますよ。
【小さな実践】
会話を繋いでいくには、
相手が「はい」で答えられない
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