目的地に行く地図が違う
仕事柄、
「コミュニケーションが上手になるには
どうしたら良いのでしょうか?」
ということを聴かれることがあります。
いったい何が上手になったら
コミュニケーション上手になれるのでしょうか。
私は社会人として普通に
コミュニケーションがとれると思ってますが、
特にコミュニケーション上手ではありません。
コーチングの中で
よく課題として出てくるのが
承認欲求
他人から認められたいという他者承認と
あなた自身が自分を認めている、
或いは、あなた自身に満足しているか
などという自己承認。
私は、コミュニケーションの根幹は
承認欲求のような本能的な部分だと
考えています。
私たちは古来から、
互いに協力関係を築きながら
自分たちの生命を守る生存本能があるので、
自分が協力関係の輪の中に居るのかどうか
無意識に確認しています。
例えば、
私たちが日常的に行ってる
双方を確認する行為として
・挨拶する
・名前を呼ぶ
・相手と目を合わせる
・相手に体を向けて会話する
・こちらから話しかける
・相手が話したいことを聞く
・相手を労う
・相手に感謝する
・約束の時間を守る
・相手のちょっとした変化に気づく
・メールの返信をすぐにする
・相手が前に言ったことを覚えている
・相手に意見を求める、相談する
・相手に仕事を任せる
・相手に役割を与える
・相手の得意なことについて教えを請う
これらのことは
誰もが普通に行っているし、
相手から受けると嫌な気持ちはしない。
このような普通のことを普通に出来る人が、
コミュニケーション上手かもしれませんね。
【小さな行動】
上のリストから何に気付いたか、
リストの中で、あなたが強みとして持っている関わり方は何か、
これからどのような関わり方を実践できるかを書き出してみる