大きく変化する小さな変化

先日からパートナーに手伝ってもらって
部屋の片付けと断捨離をしています。

パートナーと私は価値観がかなり違い、
断捨離する際には、「想い出がある」とか
「先で何かに使える」とかという
私の甘い理由付けをバッサリと切り捨ててくれます。

そんな中、
今日は「行動が先かやる気が先か」の話。





私が毎年ように抱負に上げるのが
「行動力アップ」

「行動力アップ」を抱負にするのは
「先延ばしタイプ」だからです。

仕事は納期ギリギリになるまで手を付けず
後になってシンドイ思いをしながら、
一応、納期だけは守ってきた。

こんなやり方をしていると、
いつか対処できない日が来ると
分かっていながら、切羽詰まった状態を作らないと、
モチベーションが上がらない・・

プライベートになるともっとひどい！
とりあえず目に見える部分だけ整頓されていれば良い。
細かいホコリとかはあまり気にしない。
こんな状態から、とりあえず掃除してみるという
行動を起こしてみると面白いことになります。

掃除すればスッキリすると分かってても
やる気になれない。そんな時は、
仕事が忙しいとか、体調が悪いとか、
出来ない理由ばかりが頭に浮かびます。

例えば、
私は出張以外、毎朝、軽いヨガを4年間続けています。
毎日、「今日は休もう！」と悪魔が囁きますが、
その度に「10分だけやろう！」と決めて始めます。

気が乗らなくても、
一度始めてしまえば、結局、最後までやってます。
やる気がなくても始めてしまえば、
身体が温まって最後まで続けられる。　

これを「作業興奮」といいます。

つまり、やる気が起こらなくても
最初の取っ掛かりに少し行動することで
「作業興奮」が起こりモチベーションが上がってくる

最初はイヤイヤやっていた断捨離を
今では少しだけ楽しめるようになりました。
一度、片付けてスッキリを味わえば
散らかると落ち着かなくなります。

人間は否が応でも
環境に適応していくようになっているのですね。

但し、作業興奮で行なうのは
少しコツがあります。

作業興奮を利用して片付ける際、
つい、トコトンやってしまいたくなるのを
少しずつやるというのがコツ。

その理由は、
やり過ぎると、そのぶり返しで疲れ果て、
作業興奮を起こす気力さえ消えます。

脳は大きな変化を恐れるので
少しずつ小さな変化を起こして脳を騙しながら
作業興奮を使って下さいね。



【小さな行動】
達成感を得るために
最初は、自分にとって重要で大きく変わるところを探し、
作業興奮を小分けする