金魚鉢の人間
今日は実家からコラムを書いています。
倉敷も京都に負けず劣らず寒い朝。
今日は
私のちょっぴり苦い過去を開示します。
ある大手企業のシステム課に
入社した頃の話。
上司からこんなことを言われました。
「小橋君、君は若いんだから、
失敗を恐れてはいけないよ
取り返しがつかない失敗はないから、
若い時の苦労や失敗は買ってでもしなさい!」
社内研修も終わり、
通常の部所に戻って三週間目に
忘れることができない大失態をやったのです。
当時、SEの助手みたいなことを
していました。そんなある日、
重要なプログラム計画書を
シュレッダーにかけてしまったのです。
先輩が半月かけて作った計画書です。
上司に火のように叱られ、
周りからも白い目で見られているようで
その日を境に苦痛の日々。
よく失敗しても良いから思い切ってやれ!
などと言いますが、本気で失敗して良い
なんて思ってません。
様々な仕事の中には、
失敗が許されないこともあり、
「失敗の経験は必ず後の人生で生きてくる」
と言いますが、取り返しのつかない
失敗で人生が変わることもあります。
仕事やプライベートで挫折し
自分ほどついてない人間はいないだろうなぁ
なんてことを考えていましたが
それも全て含めて人生。
若い人が失敗を恐れて
行動できないのもどうかと思いますが、
結婚して家族への責任が伴い始めると
若い頃のような大失態はできないので、
慎重になったり臆病になります。
若くて経験がない時はもちろんですが、
私のように還暦を過ぎたら、
経験も知識もある程度あるので、
思い込みや概念で物事を見てしまいがち
裸の王様にならないように
若い人からも学びを得るような
素直さと柔軟性がさらに必要。
歳を取るほどね。
【小さな行動】
質の悪い思い込みは、
◯◯するべきというの中にある
あなたの「べき」を全て書き出してみよう