コーチングワークを検証してみた
重度の心筋梗塞で倒れてから
生活習慣の改善コーチで
2年間ほどやってきましたが、
本当に難しいものだと実感しました。
食事制限やダイエットをしても、
やり方を間違えたり、何度もリバウンドすれば
減量し難いカラダになります。
自分で生活習慣の改善をしていると
どうしても甘えが出ます。
いくらコーチが寄り添うといっても
24時間一緒に居てくれませんからね。
思考習慣や行動習慣は
習慣化プログラムを作れば
ひとりでも書き換えることができます。
ところが、
生活習慣の中でやっかいなのが、
生存本能に関係する
睡眠習慣や食習慣
これらは、3ヶ月~6ヶ月かけて、
やっと改善できても
ちょっと気が緩むとカラダが元に戻ろうとします。
そりゃぁそうでしょう。
何年も仲良くしてきた習慣は、
簡単に数ヶ月で決別できません。
小学生の頃から甘いモノが好きで
我慢するとストレスが溜まるからって
食べることを正当化。
3日、3週間、3ヶ月、半年、1年、3年。
習慣は、この節目で挫折する傾向があります。
新たな習慣を身に付けるには
強靭な意志で継続しなければいけないので
ひとりでは容易ではありません。
徹底的に生活習慣を改善するためには
あなたの変化を褒めたり叱ったり
傍でフィードバックしてくれる人が必要になります。
いつもあなたのことを心配してくれる人
あなたが家族と暮らしているのなら、
それは配偶者やお子様。
友人や家族にコミットメントして
毎日、身近な人にフィードバックをもらう。
これはフィードバックする方も
少しストレスになりますが、痛みを互いが
共感することで励みになり、パワーになります。
一方で、生活習慣は変わるのが当たり前
という考え方もできます。
時代が変わり文化が変われば
それに合わせて社会の風習や
人の生活習慣も変わります。
昔のようにゆっくり変化すれば
人もそれに着いていけるでしょうけど
現代のように数年で大きく変化すると
着いていけない人が出てきます。
ではどうすればいいのか
それは周囲とのバランスを見ながら
思考や行動を整え続けるしかありません。
生活習慣も人間関係も同じで、
生活の変化に合わせたコンディショニングが
必要な社会になってきています。
社会の変化に合わせて
現実と理想のギャップを埋めたり、
すり合わせるのが、コーチやカウンセラーの
役割のひとつ。
ちょっと前まで「コーチ」と言ったら
アスリートのコーチと勘違いされてましたが
今や歩けばコーチに出会えるくらい増えました。
コーチになるにはスクールで資格を
取らなければなれないと思っている人が多いですが、
コーチは資格がなくてもできます。
コーチングはテクニックを削ぎ落とすと、
テーマを決め、現状を把握し、ゴール設定、
そしてゴールまでにどんなアクションを起こすか
それだけで、後は質問力に磨きをかけるだけ。
もうひとつ、コーチやカウンセラーは、
クライアント本人だけでなく、クライアントの
周囲の人にも理解を仰ぎ、協力してもらえる状態に
持っていくのも役割ではないでしょうか。
コーチとして質問力を身に付けるには
優秀なコーチのコーチングを受けること。
【小さな行動】
ゴール設定したら、達成するために
障害になるものと必要なものを書き出す