読書でなくリサーチするビジネス書

小橋広市

小橋広市

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

年が明けて、朝の情報番組などで
新しいドラマの番宣が始まりましたが、

良いところで切られると
つい、続きを観たくなるのが心理です。


「続きはCMの後で」とか

人は完成されたものより、
未完のものが印象に残りやすい傾向にあります。

視覚的では、
噛りかけのドーナツとか
アップル社の欠けたリンゴとか。


Apple


やりかけたことを最後まで
やり遂げたい心理を心理学では
ザイガニック効果と言います。


ある出版社の代表がこんなことを言ってました。

本は「読む」より「リサーチ」したほうがいい

彼があるビジネス書を読んでいて
行動に繋がる素晴らしいヒントを見つけ、
絶対に実践しようと思って続きを読みました。
しかし、彼はそれを今だに実践してないそうです。

何故、そんなことになったのか・・・

そのヒントを実践するより
本の読了を優先していまい、
大切なことを忘れてしまったからです。


それから彼は、読み切ることが目的の
「読書」をせずに「リサーチ」と意識するように
したそうです。

リサーチなら良いアイデアが見つかったら
途中で読むのをやめてすぐに実践に移行できる。
リサーチの対象が解れば読み切る必要がない
ということです。




ビジネス書などは、
このような読書もあって良いと思ったし、
本によっては何度も読み返すことで
新たな視点で理解を深めることもできます。

それぞれ自分にあった読書のやり方で
それぞれの人生観を堪能したいものですね。




【小さな行動】
本を購入した際、読了かリサーチか目的を明確にする
リサーチ目的なら対象があれば即、実践かアウトプットする

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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