思い込みのワナ
2016年は私にとって種まきの年でした。
2017年は新緑の芽が出るように
行動していきますので、
これからも、このコラムをよろしくお願いします
さて、今回が
2016年 最後の投稿です。
自分のことを知っているようで、
知らない部分があることは
自己啓発のセミナーや心理学の本などでも
知られています。
人間関係で一番、問題となるのが
双方の捉え方の違い。
このハートの図は、アメリカの心理学者、
ジョーとハリーによって考案された
ジョハリの窓と言われる潜在的な自己を
発見する心の仕組図です。
A開放の窓(相手も自分も知ってる)に
ある状態が、理想的なコミュニケーションが
とれている状態。
昔、私は劣等感が強かったことを
このブログのあちこちで話してます。
家庭環境や学歴、話し方
年齢を重ねてくると、髪が少なくなり
「ハゲ」という言葉に敏感になります(笑)
このジョハリの窓に私の例を当てはめると
劣等感を持つということは、
左下のC秘密の窓(自分は知ってるが相手は気付いてない)
の部分にある状態なので、C秘密の窓にいる私が
A開放の窓の状態になるには、
私が相手に自己開示をすれば良いのです。
私の秘密を開放(自己開示)すればするほど、
相手から理解してもらいやすくなります。
C秘密の窓→A開放の窓=自己開示
一方、私がB盲点の窓の状態で
相手は気付いているが、私は自分の
悪い癖に気付かない時。
B盲点の窓(相手は知っているが自分が気付いてない)の
私をA開放の窓の状態にするには、
相手が私にフィードバックしてくれたら気付けます。
B盲点の窓→A開放の窓=フィードバック
※フィードバックとは
行動に対する結果を、事実と共に具体的な形で指摘すること
ジョハリの窓のA開放の窓を理想と考えると、
B盲点の窓の領域を少なくするには、
相手からフィードバックしてもうらう。
C秘密の窓の領域を少なくするには
相手に自己開示すると、相手も自己開示を
しやすくなるので、双方の関係性が深まります。
そしてコミュニケーションには
D未知の窓(自分も相手も気付いてない)ことがあり、
これがミスコミュニケーションを起こす
根本的な原因になっているのかもしれません。
私たちは多くの人たちとの関わりの中で
自分を客観的に判断しながら成長しようとしています。
このジョハリの窓は、そんな自分と相手との関係性を
解りやすい図にしていますが、
この捉え方がコミュニケーションの
全てと言うわけではありません。
ただ、普段では気付きにくい
D未知の窓の自分も相手も気付いてない
ところから、思わぬ気付きを引き出すのが
コーチの役割です。
ジョハリの窓は、
こうして活字にすると解りにくいと思います。
機会があればワークで実践する
講座がありますので体験してみて下さい。
皆様にとって
2017年が素晴らしい年になりますように
心からお祈りしております