ムズムズ感が最高のモチベーション
ある講座で、
「50年後の自分を想像する」
という課題がありました。
私の年齢を考えると
恐らくこの世に存在していません(笑)
私のように身体にハンディがある状態で
リアルに考えると30年。
50年後には存在していませんが、
私のカタチあるモノも無いモノも
誰かに受け継がれ循環していればいい。
とこんな答えを出しました。
私はある時期から
「循環」
に興味を持ち始めました。
人も動物もあらゆる植物も
地球も太陽系も銀河系も宇宙全体が
限りない循環を繰り返し、
人類が残す文化や歴史も
循環を繰り返している。
人が後世に伝えていく文化、
やがてそれらは歴史に刻まれます。
善悪、区別なく、
人類が消滅するまで歴史に深く刻まれ、
残された者が未来に伝承するという
循環が存在します。
私の幼い頃の家族は
祖父とお袋の3人でした。
お袋が働いていたので
どちらかというとおじいちゃん子。
祖父は厳しかったけど、
遠くで温もりを感じていました。
私が幼稚園の頃、
祖父にこんな質問をしたのを覚えてます。
「何故、人を傷つけたらいけないの?」
祖父は戦争中、
多くの戦友をなくしてます。
その時、祖父は
こう答えたと記憶してます。
「何故、人を傷つけてはいけないのか
生きている限り考えなさい。
答えは出ないかも知れないけど、
考え続けることが大切なことだ」
子供ながらに
質問の答えになってないと思いましたが、
祖父としては、
こう答えるしかなかったのでしょう。
50年後がどうなっているか
分かりませんが、
少なくとも、私たちの軌跡を
辿っている人たちがいることは確かでしょう。
それが良くても悪くても。
だからこそ、
未来永劫、あなたが残した軌跡を
誰かが辿れるような天職を見つけてほしい。
その時、あなたの50年後は?