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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

多面視野

2016年9月19日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:強みと専門性の引き出し

コラムカテゴリ:スクール・習い事

専門性を絞り込む際、
オンリーワンに執着して、始めから
新しいものを生み出そうと考えがちですが、
それはやめたほうがいいです。

どうしてかと言うと、

新しいことを考えると、
つい、自分が知っていることの中から
自分が良いと思うものだけを選択しがちになり、
お客様側に立てなくなるからです。

脳は、アイデアを出す時に、
あなたが既に知っていることの中で
結びつけようとします。

そんな中で生まれた商品やシステムは
「思い込み商品」で誰も買わないかもしれません。

新しいことを考えるのは悪いことじゃありません。
ただ、既に市場に流通しているモノやシステムを
ヒントにする方が、お客様もイメージしやすいです。



前項でも話しましたが、
あなたが既に持っているスキルに
既にある別のジャンルで学んだものと
かけ算をすることでオンリーワンになります。


コミュニティモデル

私の例でいくと、

起業マインドセット書き換え✕ビジネスコミュニティモデル
✕継続サポートシステム✕人間関係構築

これらをかけ算したことで
ゼロから起業し継続収入を得ながら人脈構築が
できるプログラムなので
お客様が私を選ぶ理由になります。


これは私だけではなく、
独立起業をサポートしている方のほとんどが
お客様に選んでもらう理由を作っていると思います。


売れなかった商品にも
付加価値を付ければ売れるようになり、

光の当て方次第で、同じものでも
用途やターゲット層が変わります。



古い話ですが、私が学生時代、
商品開発センターという会社(今はない)で
アルバイトをしていた時、

開発中の商品を机に置かれて
こんなことを考えさせられていました。

ターゲット層を変える
用途を変える
別用途のモノをくっつけて1つに合わせる
多様性のモノを引き算してシンプル使いにする
過去のヒット商品をアレンジして新製品にする


商品コンセプトを考える時は、5W1H
「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「何故」「どのように」

この5W1Hの枠に入れて文言を入れて
一日中、コピーを書かされていました。

美大学生にはピッタリのアルバイトでしたけどね(^^)


商品開発は昔も今も基本は同じで
これらはポジショニングを考える時にも使えます。



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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