劣等感を強みに

先日、パートナーと、
他人の評価をどのように感じるかという話になり、
改めて昔の自分を振り返ると、
常に他人の評価を意識していました。

それが顕著に現れるのは、
思い通りにいかなくなった時。


例えば、

私は長年建築に携わってきましたが、
仕事が思うように受注できなくなった時、

「大きい建築コンペで賞を狙おう
賞をとれば周りは、きっと自分に注目するはず」

などと、考えていた頃がありました。
しかし、これは本来すべきことから外れています。

賞を取ることが目的にすり替わり、
結果、先で過去の栄光に乗っかるような
生き方になるのです。

そんな生き方に
ブレーキをかけてくれたのがパートナー。

「他人からどのように評価されるか」
という気持ちを取り除いた時に
本来のあるべき姿が観えてきました。

他人の評価を意識すると方向性がずれます。

自分ことを良く評価されたい
他人から馬鹿にされたくない

こんなネガティブな感情も
発展的な行動をすればパワーになります。



普通ならネガティブな感情の「劣等感」が
「変わりたい」というポジティブなエネルギーに
なることだってあります。

アスリートは、
ネガティブなイメージの「怒り」を
勇気や気力のパワーに変えている
それと似ています。


もし、あなたも他人の評価が気になる時は、

良く思われたらどんなメリットがあるのだろう

評価が良くなったら、何が変わるのだろう

何のために評価を得るのだろう

本来の目的はなんだろう

などと、意識の裏側を
掘り下げてみてはどうでしょうか。

それがあなたの根底にある
ネガティブな感情だったとしても
それはあなたの強みに変わる可能性がありますからね・