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上野峰喜

環境に優しい電解水や食品資源リサイクル機器のプロ

上野峰喜(うえのみねき)

株式会社金沢テックサービス

コラム

賛否両論「尿1滴のがん検査」

2020年1月30日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:賛否両論

コラムカテゴリ:美容・健康

この2月より、1回あたり9,800円で「尿1滴のがん検査」がスタートする。
当面は東京都内の二カ所で開始されるそうである。

臭覚の強い「線虫」を利用して、15種類のがんが約90%近い確率で判明されるそうである。
開発者は、特に発見が遅いすい臓がんの早期発見に繋がると訴えている。

ただし、これについては色々と異論もある。

まず、線虫ががん細胞をかぎつけても、どの箇所のがんであるか? はわからない。
そのためには、全身にわたり精密検査が必要となり、体力的かつ経済的に相当の負担となる。

また、仮に精密検査でがんでないことがわかっても、対象者は本当に大丈夫であろうか?
と疑心暗鬼に陥ることも予想され、精神的負担も大きくなる。

一方「血液1滴のがん検査」は、来年あたりに実用化されるといわれている。
こちらの方は、13種類のがんを約99%の確率で、2時間以内に判明するそうである。
1回あたりの20,000円の検査費用となるらしい。

ただし、これも今のところ、がんの場所を特定することは出来ず今開発中とのこと。



          
日本人は2人に1人ががんにかかるといわれているにも関わらず、がん検診の受診率は
低い。その大きな理由が「検査時がつらい」という理由らしい。

いずれにしても「いまだ開発中」のため、最後は自己責任ということであろうか?・・・

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