コラム
北陸新幹線効果の光と影
2018年6月18日 公開 / 2018年6月22日更新
新幹線効果で金沢市内ではホテルの建設ラッシュ、飲食店では長蛇の列、民泊の推進 等々
賑やかな情報が入ってきますが、その反動による「負の遺産」も生まれようとしています。
お隣の高岡市は新幹線開業に合わせて新高岡駅、高岡駅の周辺整備に巨額の事業を行った結果
深刻な財政難に陥り、市民の足であるコミュニティバスの廃止
老朽化となった市立体育館の建直し着工の見送り 等々
市民サービスへ大きな影響が出ています。
好況に沸く石川県でも、全国屈指の求人倍率=深刻な人手不足により、労働力不足の現場で
労災が相次ぎ、過剰勤務による退職希望者が辞めさせてもらえないケース 等トラブルが多発しています。
新幹線効果はもうしばらくは続くと思いますが、目測を誤った過剰な投資や
目先の好調だけにとらわれず、足元をしっかり見極める時期に来ているのではないでしょうか?
光が当たるところには、必ず影も生まれます。
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