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コラム

反り腰で背中が安定しない人ー腕がまっすぐ上がりますか?

2019年11月15日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

反り腰で背中が安定しない人ー腕がまっすぐ上がりますか?


腕を正面にまっすぐ上げる
腕を正面にまっすぐ上げる2
腕の使い方には様々あるけれども
正面に向かってまっすぐ上げようとすると
腕が湾曲したり、力が入ったり、肘先や手先が外に行ったり
肩が盛り上がったりする人は少なくない。

反り腰に限らず、背中側を使えずに安定しない状態であると
腕のコントロールが難しい。
意識が腕だけになると、腕は短い。
脇から肩甲骨から背中からつなげて、脇の引き込みができていると
コントロールができる。

腕を正面にまっすぐ上げる3
腕がコントロールできない背中
上の画像は体幹の底までつながり、脇も引き込むことができている。
腕は真上には上げていないが
昨日のコラム反り腰を意識して修正する(2019年11月14日)
の4枚目の画像と同じこと。

腕ひとつ使うのも、中心に向かっている力の流れと
外に送り出す力の流れとが双方向にあって循環している。
肩甲骨が・・というより、体幹の流れができる状態の
アライメント上に肩甲骨の位置がきちんとあるように整えられている。

下の画像では
アライメント上の位置に肩甲骨がなく
背中が反り、胸郭も影響されてしまい
腕は横からなのでわかりにくいが、肩甲骨を横に連れていき
腕は外側に開き曲がってしまった。

肩甲骨は腕が前に行くと、横に広がり
横から後ろに行くと中に締まっていくが
腕主導で動いた時には、体が連れていかれて
コントロールできない状態になる。

体幹主導で動くときには
腕が前なら、やはり横にはいくが必要以上に連れていかれない。
あくまで体幹が主役になる。
脇の引き込みとは肩甲骨やその周り、体幹で使える状態にするために
背骨中心にして腕が連れていかれないよう、中心に
コントロールタワーを作るということ。

たまたまこのコラムのサイドバーに
随分前に依頼されて書いた記事を載せていただいているので
よければそちらも見てほしい。
肩甲骨はがしはなぜダイエットにつながるのか?(2016-08-05)

後ろで組んだ腕は横に引っ張っているので
肩甲骨は中心に寄っている。
背骨を中心に左右の筋肉の様子は
肩甲骨だけでなく、背中全体に影響が及んでいるのがわかる。
肩甲骨が中心に寄るのは、肩甲骨そのものを動かしても寄るがきつい。
今はこの時よりも、さらに大きな範囲のユニットの意識で使っている。

腕は腕だけで使うと体が腕に引っ張られて、思うようにコントロールできない。
体幹を安定したつながりのある状態にできると
自分が思う方向に腕がついてくる。

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