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コラム

怪我した時こそ体を歪めない工夫5ー股関節

2019年10月17日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

怪我した時こそ体を歪めない工夫5ー股関節

先週末、舞台前だというのに怪我をした。
股関節がバキッと鳴って
痛くはなかったが、一歩踏み出すと
伸ばせない。
折りたたむのは全く大丈夫。

今までに怪我の経験のないところ。
ここをやっちゃうんだ、と自分で呆れた。

体の感覚はどんどんよくなっていき
今までにできなかったことができるようになっているが
まだつながって間もない流れは
ちょっと疲れたり、油断すると、こういうことがあるが
今まで深刻な大きな怪我にはなっていない。

普通の生活をしていれば
こんなことはないが、踊っていれば
動きは普通の状態ではないので
ああ、この流れをうまく逃がせなかったんだなと気づいて学習。

怪我した直後はまっすぐ立つのがきつくて
股関節を折り曲げて家まで帰ったが
次の日もリハーサルがある。

アイシングして、翌朝は腫れ方がマシ。
圧縮包帯で骨盤と脚を固定していくと
随分楽で、股関節を引き込んで
痛みが出ないように方向を合わせて
その状態でできることをさせてもらった。
踊っているうちに楽になっていくのは
無理のない方向に合わせて、ねじれなく
動けているということだと思う。

こんな仕事をしていなければ
こんな時、痛みをこらえて無理しながら踊っているかも知れない。
自分の先生が骨折しても舞台を務められて
そうはとても思えないほど、きっちり踊られていたのは
ご自身の体をしっかり計算して合わせ
痛くないように使って踊っておられたのだとわかる。


翌日起きると更に楽になっていた。
整骨院に行ってみてもらうと
自分で判断した通りで、損傷はそれほどひどくなく
まっすぐ伸ばそうとするときに痛いのは
バキッとなった時に周りの筋肉が過緊張しているかららしい。
体を守ろうとするのが愛おしい。

周りの筋肉をほぐしてもらうと
傷めたところが半分以下の痛みになった。
まっすぐ股関節を伸ばして立ち、歩いてみても
股関節にほとんど響かないようになった。
じっとしていると次に動き出すときには少し痛いが
ゆっくり動いているうち痛くなくなる。

昨日、起きると更に楽になっている。
よほど無理な使い方で、追い打ちをかけなければ
11月の舞台には充分間に合い
この日曜日の照明下見でも踊れる。

自分の体の状態は自分でわかる。
この日も念のため整骨院でマッサージと鍼治療。
まだ通常の状態と違うことは自分でわかるが
一番ネックだったぶれずに歩くことができた。
危惧していた踊りの動きには支障がない。

私の場合は、自分の体の方向を自分で合わせて
踊ることがすでに治療になっている
と、整骨院の先生が言ってくれた。
自分の体を知らなければ無理なことになるし
大きな怪我でないことも幸いしているが
私は自分で考えて動く方が
毎回楽になっている。


負傷して数日なのだから、完全に治ってはいないが
負傷した翌日からの回復の速度が速い。
完全に治るころには
以前よりいい状態になると思う。

自分の体を知っていることと
信頼する整骨院の先生がおられるのを
有難く思う。

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