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コラム
痛み、詰まる、うまくいかないー大きな幹でなく枝道を探して
2019年8月20日 公開 / 2021年3月3日更新
痛み、詰まる、うまくいかないー大きな幹でなく枝道を探して
肩を回そうとして
痛いのを無理やり回して、より痛くなる。
痛い膝を手で押して、立ち上がろうとして辛くなる。
必死で脚を開こうとして、傷める。
昔は私もそんなことをしていたなあと思います。
筋を切ったり、肉離れしたり
痛いのをかばおうとして、より痛くなる。
そんなことをいくつも繰り返していました。
今はやりません。
自分が伸ばそうとしたり、曲げようとしたりしているところは
どこですか?
自分がこれ!と思っているところは
そのままでは痛いままかもしれません。
そこが痛いならば、そのラインから使わなくっていいんじゃないの?
と、私は思ったりします。
誰もがやっているのに自分はできない。
ひょっとしたら同じつもりが
誰もがやっているのと同じじゃないかもしれません。
一生懸命やってみて、それでもなお痛かったり
できなかったりするなら
全く違うところからアプローチしてみると
痛かったところは痛くなくなったり
できなかったことができることもあります。
大きくて広い道が通れなければ
枝道もあります。
自分では気づいていないマイナーな流れもあります。
自分がやってみて気づくこともあれば
なかなか痛みが取れなくて辛い思いをしている人を見て
違うところから、本来の場所を動かすところを
違う経路で動かすことを提案してみると
何の痛みもなく、楽にできた!ということも
経験してきました。
人それぞれ、体も置かれた環境も違います。
みんながやる方法でなくても
痛くなく、自分の体がコントロールできたら
それは楽で美しかったりします。
パラリンピックで活躍されている方々を見て下さい。
随分前のパラリンピックの
膝から先がない方の女子走り幅跳びを初めて見た時
あまりの美しさに息を飲んでみつめていました。
ないものをねだるのでなく
今あるものでできる状態にされているのです。
どれだけ体を研究して
できるやり方を探されたか、頭が下がります。
私が考えたり、トライしていることなど
その方たちの努力された経緯の足元にも及びませんが
小さなことでもきっちりやってみると
気づいたら、とても楽になっていたり
違うところが優れた状態になっていたり
諦めなければ、どこかできっかけがみつかります。
痛いところ、うまくできないところ
自分の手持ちの体でできることもあります。
人と同じやり方でなくていい
自分ができる方法を探してみても無駄にはなりません。
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